マイナンバー制度導入によるメリットとは
税金と社会保障をまとめて管理するための共通番号、いわゆるマイナンバー制度の施行令の案が公開されました。2月24日までの短い期間で、パブリックコメント受付中とのことです。あらためて、マイナンバー制度導入のメリットを確認してみました。
以下は、調べたことの自分用の備忘録です。あらかじめご容赦を。
内閣官房の「よくある質問」によれば、マイナンバー制度のメリットは以下のとおりです。
Q メリットはなんですか?
A 社会保障・税に係る行政手続きにおける添付書類削減やマイ・ポータルのお知らせサービス等による国民の利便性向上に加え、行政の人員や財源を国民サービスにより振り向けたり、所得のより正確な捕捉によりきめ細やかな新しい社会保障制度が設計できる等の利点があります。
引用元: よくある質問 - 内閣官房 社会保障・税番号制度
各種申請・申告等に必要な添付書類を削減できるそうです。たとえば、社会保障関係部局と市役所・税務当局が情報共有することで、国民が書類を取り寄せて提出しなくてもよくなるのだとか。源泉徴収票を会社で取り寄せて、それを市役所に提出する、とかいうシーンが減るんではないかと。
自分の保険料の納付状況を知りたい場合、今までは、医療保険者、年金保険者、介護保険者など、それぞれ問い合わせる必要がありました。マイナンバー制度の「マイ・ポータル」がスタートすれば、マイ・ポータルに自宅のパソコンからアクセスするだけで、社会保障に関する自分の情報を閲覧できるようになるそうです。あちこち問い合わせなくてよいのは助かりますね。
さらに、マイ・ポータルでは、行政からのお知らせを受け取ることもできるそうです。これがあれば、自分が制度の対象だったことに気づかずに、実は損をしていた、ということが減りそうです。
マイ・ポータルは今までにない感じですし、期待しちゃいます。
引用元: 番号制度導入によるメリット - 内閣官房 社会保障改革担当室(PDFファイル)
ところで。私の場合、マイナンバー制度のことを聞くと、いつも、思い出す映画があります。それは「フラッシュダンス」。映画の最初の方で、一人の男性がもう一人の男性に「彼女の社会保障番号は、…」と、主人公のアレックスの番号を伝えるシーンがあるからです。その当時、大人になったら、その番号を私ももらえるのかなと考えていました。それに似た番号が、もうすぐなわけですね(^^; ちなみに、アメリカの社会保障番号は9桁、日本が導入予定のマイナンバー制度では個人番号は12桁、法人番号は13桁の予定だそうです。
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関連情報へのリンク
- 内閣官房 - 社会保障・税番号制度
- <導入決定>国民を番号で管理する「マイナンバー」制度 - NAVER まとめ
電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
パブリックコメント:意見募集中案件詳細 - 「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行令(仮称)」
意見・情報受付 2014年02月11日~24日
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