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2014年2月27日

もし待機児童になったら?

2月末から3月初めにかけては、保育園や学童保育の入所内定通知・入所不承諾通知が届く時期ですね。もし申請が通らなかったら?そんなときの参考になりそうな記事が日経新聞に掲載されていましたので紹介します。

待機児童になったら 保育ママ、実家…あらゆる選択肢を :日本経済新聞(2014年2月21日)

この記事を書かれているのは、「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さん。職場近くの保育施設を探す、認可外の保育施設を探す、実家に頼るなどの方法を、紹介してくださっています。

大切なのは、入れなかったことに固執することではなくて、そういう状況の中でも、良い方法を見つけようとすること、できる努力をすることだと、私は考えています。前向きに。前向きに。
私、いろんなところに解決のタネはある、と信じているのです。信じなければ、見えてこないと、経験で学んだから。

4569657052ベストセラーとなった『女性の品格』の著者で、昭和女子大学学長の坂東眞理子さんの講演会に、何年か前に参加したことがあります。講演では、子どもの預け先の話もありました。坂東さんは、ご自身が子育てをしていた頃、近所に貼り紙をして子どもの世話をしてくれる人を探したこともあったのだとか。そのときには幸いにも見つかったのだそうです。その他に、以下のようなことも話してくださいました。

  • 24歳で結婚、26歳で長女を出産した。若くて大変だったけれど、保育園の保母さん、近所の方など、第二、第三、第四のお母さんが支えてくださった。
  • お迎えには絶対に行けないから、ベビーシッターさんや近所の方に頼んだ。いろんな保育サービスを使った。罪悪感があったけれど、あるとき、その罪悪感から解放された。それは、「どこに100%完璧な母親がいるんだろう?いるわけがない」と思ったときだった。

講演の聴講レポートに、詳しく書いています。このときにうかがった話(もちろん預け先以外の話も含んでいます)は、今でも時折思い出します。よろしければ、以下のリンクをたどってみてくださいね。

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      ◇      ◇      ◇

我が家の場合。下の子は、保育園の待機児童になったことがあります。上の子は、放課後ルーム(学童保育)の待機児童になりかけました。

以下は、私の体験談です。※再掲部分を含みます。
定員オーバーという理由で放課後ルームに入れないとわかった日の日記は、以下のリンク先で読めます。もう10年も前のことですね。。。

定員のある話ですので仕方がないことだとは思ったのですが、特に、保育園の待機児童になったときは、どうしよう、どうしようって、不安で。電話帳やネットで探し、片っぱしから電話していました。「ウィメンズパーク」などのクチコミ情報も探しました。毎日、毎日。

市役所に電話しました。「保育園に入れないのはわかりました。無認可保育園とか、保育ママさんとか、託児所とか、紹介していただけたりはしませんか?」「市では、そういったことはしていないのです。」「自分で探すしかないってことですか?」「そういうことになります」

「入所できません」の通知に、「この処分に不服がある場合には、この処分があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に市長に対して、異議申立てをすることができます。」と書かれていたので、「“申立て”はどのようにしたらいいのですか?」と市役所に質問したら、「過去に例がないので、調べて連絡します」との回答が。。。預け先を見つけることに、力を注ごうと思いました。

隣り合わせている市の空き状況も調べました。会社までの通勤経路上にある認可保育園と託児施設もすべて調べました。自分の住んでいる市以外だと、保育料が高くなることも、このとき知りました。

私の勤めている会社には、企業内託児所があります。でも、すべての事業所に設置されているわけではありません。自宅からだと片道2時間もかかってしまうし、私の勤務していたビルからもやっぱり2時間くらいかかってしまう。つまり、企業内託児所が設置されているビルに勤めている人だけが恩恵を被れる施設なのです。

かなり苦しみました。(他のご家庭のことはわかりませんが、)この苦しみ・悩みが母親側にだけあることに、疑問を持ちました。愕然としました。

下の子が保育園の待機児童になったときは、育休の終了日を1か月だけ延長しました。賭けでした。幸運にも入園できましたが、もし入れなかった場合は、認可外の保育園に預けるか、離れているけれど空きのある保育園に預けるつもりでした。預けて、働き始めてしまう作戦でした。一度も話したことがない、保育園で何回か見かけたことのあるだけの先輩復職成功ママさんを呼び止め(←私には、かなり難易度の高い行動です)、コツは何か、いいテはないか、教えてもらったこともあったっけ。。。
さらには、仕事をやめる選択肢も用意しました。優先度はもっとも低くしていたけれど。

上の子が放課後ルームの待機児童になったときは、年度が始まるまでにキャンセルが出たために、ラッキーにも入所できました。

あきらめないで、前向きに、いろいろとあがいていただけだけれど、そうこうしているうちに、周囲の状況が変わって、なんか、助けられてしまいました。あきらめなくてよかったなぁって、今でもたまに思い返すことがあります。

前向きに。ね。

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