フェアトレードと児童労働についての備忘録
フェアトレードのことは、CSR(企業の社会的責任)を学んだときに知った。テキストに数ページ程度の記事が載っていたからだ。それほど身近にあるわけでもなく、意識しなくても生活できるので、記憶の奥に沈みかけていた。先日、「フェアトレード」という文字列を目にした。それがきっかけで少し調べてみた。フェアトレードとは何か、フェアトレード商品を購入する意味について、わかりやすく説明していると私が感じた情報を、この記事ではまとめておく。自分用の備忘録として。
◆フェアトレードとは
私たちが普段消費するコーヒーや紅茶、またバナナなどの生産物の多くは、アジア、アフリカ、中南米などの発展途上国で生産されています。そうした生産物の生産者の中には、先進国の多国籍企業や地元の権力者に買値を安く買い叩かれ、不安定な生活を強いられている人々が多くいます。フェアトレードとは、生産物を公平な値段で継続的に買い取ることによって、そのような貿易構造を変え、生産者が公平な利益と安定した生活を得て、彼ら自身の力で社会を発展させることができるようにすることを目的とした運動です。
引用元:図解入門ビジネス 最新CSR(企業の社会的責任)がよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
◆フェアトレードと児童労働
毎年この時期は、チョコレートが注目を集める。だからというわけでもないのだが、フェアトレードのチョコレートから調べた。すぐにたどり着いたのが、児童労働の問題だ。チョコレートの原料はカカオ豆。日本に輸入されるカカオ豆の約8割はガーナ産とのこと。そのガーナでは、多くの子どもたちがカカオ農園で働き、教育の機会を逃しているのだとか。子どもを持つ親として、やはり児童労働のことは気になる。
YouTube - フェアトレードと児童労働 - YouTube
特定非営利活動法人エース
気になるものの、アニメではなく実写の動画はキツくて、最後まで見れなかった。
◆自分に出来そうなこと
フェアトレードマークがついた食品を購入することは生産者支援につながる。これはできそう。個人ではわずかなので、職場でコーヒーや紅茶を購入する機会があったら、提案してみようと思う。
毎月20日は、スタバに行けたら行ってみよう。スタバって、毎月20日がフェアトレードコーヒーの日なんだそうだから。
◆フェアトレード商品の市場
各国におけるフェアトレード認証製品市場は、2011年の状況だと以下のグラフのとおり。1位は一番左のイギリスで166,301百万円、その右隣が2位のアメリカ合衆国で114,404百万円。では日本はというと、右から三番目で2,153百万円。地球レベルでみると日本の市場は小さいが、伸びつつあるのだとか。
関連情報へのリンク
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そのこ |
- フェアトレード・ラベル・ジャパン / Fairtrade Label Japan
- 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
- フェアトレードコーヒーの日 - スターバックス コーヒー ジャパン
- フェアトレードの【ピープル・ツリー】
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