「世界子供白書2014統計版」発表、だれもが大切な”ひとり”
「世界子供白書2014-統計版 だれもが大切な”ひとり”」がユニセフから発表されました。この発表のあった日は折しも、児童労働について娘と話した日でもありました。
世界子供白書2014には、世界の子どもたちが置かれている、たとえば以下のような状況が示されています。
- 2012年に約660万人の5歳未満の子どもたちが、多くは予防可能な原因で命を落とした。これは、「生きる権利」「育つ権利」という子どもたちの基本的な権利が侵害されていることに他ならない。
- 世界の子どもたちの15%が働かざるを得ない状況に置かれている。「経済的搾取から守られる権利」や「学ぶ権利」「遊ぶ権利」が侵害されている。
- 女の子の11%は15歳未満で結婚をしている。彼女たちの「健康」に関する権利、「学ぶ権利」、「保護される権威」を脅かしている。
引用元: ユニセフ『世界子供白書2014-統計版』発表 世界の子どもたちの“格差”が、更に明らかに|日本ユニセフ協会|プレスリリース (2014年1月30日)
データ自体は世界を変えることはできないけれど、データは世界を変えることを可能にするという内容で、プレスリリースは締めくくられています。
Every Child Counts
だれもが大切な”ひとり”
格差を明らかにし子どもの権利を推進する―― 「データ」の持つ可能性の話は、共感できるものでした。目をそむけたくなるような状況と数字とともに、心に残りました。
『世界子供白書2014‐統計版』‐だれもが大切な"ひとり" - YouTube
私は、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムに参加しています。少しずつですが、できることを。
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