「ガガ」が「ウォーター」に完成するまで。子どもの言語習得過程をたどる技術が興味深い件。
子どもが言語を習得するプロセスを把握したい。この目的のために、MIT研究員のデブ・ロイさんは、キッチン、玄関、子ども部屋など、家庭のあらゆる場所にビデオカメラを設置しで、3年間、日常生活を撮り続けたのだそうです。そのデータ量は200TB。9万時間の映像と14万時間の音声の記録から成るのだそうです。
デブ・ロイさんのTEDでのプレゼンでは、半年かけてgagaがwaterに変わっていく様子が、40秒の音声に凝縮され、紹介されていました。これが感動的!紹介させていただきますね。
デブ・ロイ「初めて言えた時」- Video on TED.com
THE BIRTH OF A WORD
Baby: Gagagagagaga Gaga gaga gaga guga guga guga wada gaga gaga guga gaga wader guga guga water water water water water water water water water.
「gaga」から「water」まで。これが自分の子どもの言語習得プロセスだったとしたら、もっともっと感動的に違いありません。
gagaがwaterになるまでの音のタイムラプスも興味深かったですが、どう調べるか、得られたデータをどう表現するかなども、さらには、別の分野への応用例、テレビ番組への応用例、ソーシャルグラフの構造など、約20分のプレゼンテーションを関心をもってみました。
興味のある方は、TEDのWebサイトにアクセスしてみてくださいね。
TEDのこのプレゼンのことは、ツイッターで私がフォローしている方のリツイートで知りました。TEDをみるという今回の私の行動は、影響力を持つ方のソーシャルメディアでの発言にリンクしていたわけです。端っこの方ではありますが、私もソーシャルグラフの一本のラインを引いたということですね。
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