子育て世代の働く女性が過去最多、71.3%に
労働力調査によれば、35~44歳の女性の労働力人口が71.3%にまで増えたそうです。この年齢層は、出産・子育てのために仕事から離れる人が多い年齢層。7割を超えたのは初めてなのだそうです。増加を牽引しているのは、派遣社員、パートなどの非正規社員。正社員の女性は減少しているようです。働く女性が増えているとはいえ、正社員での出産後就業継続が厳しい様子をこの調査結果から感じました。
ちなみに、労働力人口とは、15歳以上の人のうち、働いている人(就業者)と仕事を探している人(求職者)の合計です。働く意思のない人は含まれていません。
ところで、働く女性が増えているのは、なぜでしょうか。日本経済新聞のWebサイトでは、3点、挙げられていました。
- 景気回復に伴い求人数が増加したこと
- 子育てと仕事を両立させる環境が整いつつあること
- 大企業が女性管理職の登用方針を掲げるようになったこと
特に2点目。預け先問題はまだまだ残るものの、徐々に解消されつつあることがポイントだと思います。
情報源: 子育て世代 働く女性最多 35~44歳、初の7割超 :日本経済新聞 (2014年1月20日)
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