子どもの学習費、公立と私立で3.36倍の差!
文部科学省が隔年で実施している子どもの学習費調査の結果が、1月10日、Webサイトから公開されました。この調査によれば、子ども一人当たりの学習費総額は、すべて公立に通った場合は約500万円、すべて私立に通った場合は1,677万円になるとのこと。両者では約3.36倍もの差があります。
前回の調査と学習費総額を比較してみると、ケース1(すべて公立)は504万円から500万円に、ケース6(すべて私立)は1,704万円から1,677万円に、学習費総額は少し減っているようです。公立ではほぼ横ばい。私立では幼稚園・小学校が減少、中学・高校が増加傾向にあるようです。
かかるお金だけでみると、できるだけ公立に行ってほしいなぁ。。。実際には、かかるお金だけで判断することはせず、子どもと相談して一緒に決めることになると思います。いずれのケースにしても、稼いでおかなければ。そして稼げるカラダと環境を維持せねば
高校無償化(公立高等学校授業料無償制・高等学校等就学支援金制度の導入)の影響は、以下のグラフで見ることができます。高校の学校教育費が、平成22年以降、減少しているのがわかります。
この調査での用語は、以下のとおりです。
- 学習費=学校教育費+給食費+学校外活動費
- 学校教育費
子どもに学校教育を受けさせるために支出した経費(授業料、入学金、学用品費、通学用品費など) - 学校給食費
幼稚園、小学校、中学校において、保護者が給食費として学校に納付した経費 - 学校外活動費
保護者が、子どもの学校外活動のために支出した経費
子どもの学習費調査結果の詳細は、以下のリンクをたどってみてくださいね。
情報源&グラフの出展
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