« 数値目標の達成状況は? ~ワーク・ライフ・バランスレポート2013~ | トップページ | スキー&スノボプランのあるお宿を一括検索できちゃうサイト »

2013年12月30日

その残業、本当に必要? ~ワーク・ライフ・バランスレポート2013~

残業や休日出勤をせずに仕事をすることは、人事評価で考慮されていない実態が、調査結果から明らかになったそうです。これは、『従業員数が 100 人以上 1,000 人未満で、「建設業」「運輸業」「小売業」「飲食業」のいずれかに属する企業の人事部』を対象とした調査結果とのこと。内訳は以下のとおり。「考慮されていない」が74.0%を占めています。

Img2013122902

一方、別の調査では、上司が労働時間が長い部下をどう感じていると思うかを見ることができます。調査結果によれば、1日あたりの労働時間が長い部下ほど「頑張っている人」「責任感が強い人」とポジティブに評価し、労働時間が短い部下ほど「仕事が遅い人」、「残業代を稼ぎたい人」とネガティブに評価する傾向があることが分かったそうです。

この2つの結果をもとに考えてみると、つまり、短時間で質のよい仕事をしても、その効率の良さは評価されない傾向があるということです。また、労働時間の長さで評価される傾向があるということです。

Img2013122904

相手が何でどう判断・評価するかを考慮したうえで行動することは、大切です。いつも念頭においているつもり。しかしこればかりは、そうしたくないです。仮に、自分の職場が部下を労働時間の長さで評価し、効率性を評価しない部署だったとしたらどうでしょうか。そうかといって、労働時間を長く確保する策を練るのは、嫌だなぁ。そうかといって、評価されないのに効率的に仕事をこなすのにも、疑問が残ります。どこか自分の気持ちとの折り合いのつく点をみつけて、力の入れ具合を調整しながら働くことを選択しそうです。

「短時間で質の高い仕事をすることを評価する」ことに、企業全体で取り組んでほしいなと思います。労働時間は測定しやすいけれど、仕事の質の測定は難しいと思います。ですが、ぜひ、質を評価してほしいな。

上のグラフは、『従業員数が 100 人以上 1,000 人未満で、「建設業」「運輸業」「小売業」「飲食業」のいずれかに属する企業の人事部』を対象とした調査結果とのこと。一方下のグラフは、従業員数が 30 人以上の企業で業種不問。調査対象に差があるものの、おおまかな傾向は見て取れるのではないかと思います。

   情報源&グラフの出典

このブログの関連記事

« 数値目標の達成状況は? ~ワーク・ライフ・バランスレポート2013~ | トップページ | スキー&スノボプランのあるお宿を一括検索できちゃうサイト »

コメント

> 仕事の質の測定は難しいと思います。

そう、そこですねぇ、問題は。

では、よいお年を。

★ぶぅさん
仕事の質。測定は難しいですよね。。。

いつも、コメント、ありがとうございます
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 数値目標の達成状況は? ~ワーク・ライフ・バランスレポート2013~ | トップページ | スキー&スノボプランのあるお宿を一括検索できちゃうサイト »

selected

最近の本棚

  • : Good Luck

    Good Luck
    再読。1日分を読み終えるたびに、自分を省み気持ちを新たにさせられる本だと思う。

access


  • 旅行口コミ情報「トリップアドバイザー」で、おすすめブロガーに選んでいただきました!
    甲府 - 旅行ガイド 【トリップアドバイザー】
    旅と街歩きの記録はこちら



    RSS feed meter for http://windy.air-nifty.com/note/  
    since April 11, 2005