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2013年10月21日

時短勤務だと評価が下がる。どう乗り切る?

cafeglobeの連載コーナー「お悩み相談室」に、働く女性から以下のような相談が寄せられたようです。

子どもが小さく、時短勤務をしています。職場復帰をしたのはいいものの、勤務時間が短いことで自分の評価が下がっていくのを感じています。自分では120%頑張っているつもりですが、長時間勤務できることが感謝される風潮のある今の職場では、悶々とした日々を送っています。…略… こんな状況の方がいたら、どう乗り越えたのか聞かせて欲しいです。

キャリアカウンセラーの方が、この問いに対する解決策をいくつか挙げられているます。気になる方は、以下のリンクをたどってみてくださいね。

がんばっても評価が下がってしまう。時短勤務の失望感 - キャリア女性に役立つサイト|cafeglobe(2013年10月17日)

解決策のひとつに、「時短勤務からフルタイム勤務に切り替える」があります。時短勤務していても、いずれ、どこかのタイミングでフルタイム勤務に戻すことになりますよね。参考にならないかもしれませんが、ご参考までに、私がフルタイム勤務に戻したときの理由を、以下で紹介します。

◆時短勤務からフルタイム勤務に戻した理由

以下、過去記事『「時短勤務」は女たちをラクにするか』からの抜粋です。

   ◇----- ここから -----◇

下の子の育児休職から復職した後、1日6時間の育児短時間勤務をしていました。私にとって、短時間勤務の恩恵はそれなりにありましたが、1年も経たないうちに、フルタイム勤務に戻してしまいました。理由は以下のとおりです。

◇理由1: フルタイム勤務でも十分働けることが分かったため。

短時間勤務でも、結局は残業が必要でした。旦那様と二人でやりくりして、当番を決めてお迎えに行くことで、やっていけることが分かったため、フルタイム勤務に戻しました。

◇理由2: 母乳が出なくなったため。

復職したばかりの頃は、母乳が出ていました。復職後2ヶ月経った頃から、母乳の出が悪くなりました。同じ頃、娘の歯が生えてきたため、噛まれることが多くなり、母乳+粉ミルクから、粉ミルクだけに変更しました。

マイナス2時間の短時間勤務にすれば、朝1回、夕方1回、母乳をあげれる回数を確保できるかも?と考えていましたが、その母乳が出なくなってしまったため、短時間勤務に対する魅力が薄れてしまいました(^^;

◇理由3: 子どもが成長したため。

保育園の空き状況が深刻だった、上司に早く戻ってきてほしいと言われたなどの理由から、私は育児休職を1ヶ月取っただけで復職しました。その頃はまだ本当に幼かったので、「お世話してあげなければ」という気持ちと「働きたい」という気持ちの両方を満足させるために、短時間勤務という選択をしました。

短時間勤務からフルタイム勤務に戻したのは、娘が10ヶ月のときでした。この頃には、娘もかなりしっかりとしてきていたので、保育園の先生からもお墨付きをいただき、フルタイム勤務に変更しました。

◇理由4: 正しく評価されない可能性があったため。

同じ職場の皆さんと同じように働いても、「短時間勤務」ということだけで、低い評価につながる可能性があることを知りました。

「8時間勤務に対して6時間の短時間勤務だから、
 評価も6/8になるんだよね?」

と上司に質問されたとき、私が感じた危機感は相当なものでした。このとき、短時間勤務ということだけで、お給料だけでなく、評価までも6/8倍されてしまう可能性があることを知りました。

上司に制度を説明したところ、6/8されないことが制度で決まっていることは理解していただけましたが、制度が正しく運用されない可能性と、私が感じた危機感をぬぐうことはできませんでした。

そこで私が考えた対策が、フルタイム勤務に戻すこと。短時間勤務でも残業が必要でしたし、フルタイム勤務で定時退社させていただいた方が気持ちが楽だったので、「短時間勤務」のリスクを減らせると考えたのです。

短時間勤務をしているという理由だけで正しくない評価を受け取るがイヤだったから、そうなる前に短時間勤務をやめました。

消極的だったかなぁ。でも私、ゴタゴタして傷つくのがイヤだったんです。そのゴタゴタを未然に防ぎたかったのです。

   ◇----- ここまで -----◇

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コメント

> 短時間勤務でも、結局は残業が必要でした

そちらの職場の細かい状況は分かりませんが、
制度だけ作ってもちゃんと運用できていなかったんですねぇ。

★ぶぅさん
その当時、問い合わせたら、「制度の運用は現場に任せている」「その運用が適切かどうかは把握はしていない」との回答を頂きました。もちろん、改善要望は出しました。

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