“島猫 Choji写真展『島猫と歩く那覇スージぐゎー』那覇は「ニャハ！」である。”に行きました。: windy's note

東京・京橋のギャラリーで開催中の写真展“『島猫と歩く那覇スージぐゎー』那覇は「ニャハ！」である。”を見に行きました。この写真展では、作家仲村清司先生の著書、沖縄エッセイガイド『島猫と歩く那覇スージぐゎー』に登場するネコちゃんたちの写真を見ることができます。写真の撮影は、仲程長治さん（Chojiさん）がご担当されたとのこと。ネコちゃんたちの自然な仕草と物言いたげな目線に惹かれてしまいました。

島猫 Choji写真展
　　『島猫と歩く那覇スージぐゎー』
　　　那覇は「ニャハ！」である。
　　http://islandgallery.jp/7658
　会期： 2013年10月4日(金)～17日(木)
　　　　　　11時-19時 ※会期中無休、入場無料
　会場： Island Gallery
　　　　　　東京都中央区京橋1-5-5 B1
　　　　　　phone:03-3517-2125
　Twitter： http://twitter.com/islandgallery

ネコちゃんが爪をお手入れしていたり、大きく口を開けてあくびしていたり、木の電柱でガジガジと爪を研いでいたり。ネコ好きの方には、たまらない写真展示なのではないかと思います。

木の電柱といえば。数年前のことになりますが、沖縄に旅行した際、木の電柱が沖縄にはまだ普通に存在するのだと知りました。私の実家の近くでは、私が子どもの頃に、ほとんどの木の電柱は姿を消してしまったのですよね。それと一緒に、木の電柱で爪を研ぐネコちゃんの風景もなくなっていたんだと、展示されている写真を見て気づかされました。

今回の展示では、Chojiさんの写真一枚ごとに、仲村先生の文章が添えられていました。私の場合、「写真を見る → 添えられた文章を読む → 写真から感じたものと文章の内容のギャップに驚く → 再度、写真を見て理解する」という流れでした。まさに「起承転結」の流れですよね　とか感じたのは私だけかもしれませんが、写真ごとにこの起承転結の繰り返し。写真から受け取ったストーリーと、添えられた文章で知ったストーリーのギャップを、面白く感じました。

スタッフの方によれば、展示されている写真を見る順序は特にないとのことですが、私が鑑賞した感想としては、時計と反対まわりに見ていくとよさそうでした。

この本は、猫スポットのイラストマップ付き。本は入手したばかりですのでまだちょっとしか読んでいないのですが、展示写真の島猫ちゃんに会える場所も描かれています。「スージぐゎー」とは、「路地」とか「小道」という意味なのだそうです。それぞれのネコちゃんにまつわるストーリーを、路地をのぞきこむような気持ちで読んでみようと思います。

カラーの表紙をはずしてみたら、違うネコちゃんに会えました。ネコ好きには、またうれし。

ラッキーなことに、作家の仲村先生と写真家のChojiさんが在廊中のときに、ギャラリーにうかがうことができました！ですので、お二方から直接説明をお聞きすることができました。

たとえば、ある黒猫ちゃんの写真が、２枚、展示されています。この２枚は、路地のこちら側と奥側で撮ったのだと、Chojiさんから教えていただきました。その後でもう一度写真を見てみたら、私もまた、黒猫ちゃんと一緒に路地を歩いて奥に入ったような気分になったから不思議です。沖縄に行きたくなりました。

仲村先生からは、島猫ちゃんたちと触れ合える街歩きツアーの存在を教えていただきました。なんと先生ご本人がガイドしてくださるとのこと。帰宅後、調べてみたのですが、おそらく下記のツアーがそうだと思います。リンクを張っておきますね。

沖縄・「島猫とふれあう那覇（ニャハ！）の路地裏めぐり-ご案内は作家・仲村清司-」あそんじゃおきなわ

ギャラリースタッフの方々の計らいもあり、お二人の先生に、本にサインを頂くことができました！サインにネコの足跡マークが入っていてカワイイです。

オープニングレセプションにも参加させていただきました！久しぶりに会う方、初めてお会いする方との会話は、やっぱりネコちゃんの話題が中心でした。ネコちゃんと過ごす／過ごした時間のことをおききしたり、「水曜日のネコ」のビールを頂いたり、脳波で動く猫耳で盛り上がったり。TINGARAのつぐみさんお手製のサラダも頂いてしまいました～