4年間の通院で学んだこと
年に1回、経過観察のため、大学病院に通院していました。今年の診察でも変化や問題は見つからず、「何か変化が見られたときにまた来てくださいね」ということになりました。通院回数は少ないですが、4年間、通いました。この経過観察で、私が学んだこと、それは「傾聴」でした。話をちゃんときいてもらえているという気持ちを体験することができ、自分が納得できる結論にたどり着くことができたのです。
「傾聴」とは、以下のとおり。
「傾聴」とは、カウンセリングやコーチングにおけるコミュニケーションスキルの一つです。人の話をただ聞くのではなく、注意を払って、より深く、丁寧に耳を傾けること。自分の訊きたいことを訊くのではなく、相手が話したいこと、伝えたいことを、受容的・共感的な態度で真摯に“聴く”行為や技法を指します。それによって相手への理解を深めると同時に、相手も自分自身に対する理解を深め、納得のいく判断や結論に到達できるようサポートするのが傾聴のねらいです。
引用元: 傾聴 とは - コトバンク
紹介状を持って大学病院に行った最初の年は、初診の先生と再診の先生のお二人に診ていていただきました。以降は、再診のK先生。このK先生にお会いできたことが、一番の収穫でした。傾聴については研修も受けたし本も読んで知っていました。とくに子育てで実践しているつもりでした。でも、K先生の診察をうけたことで、自分はまったく傾聴などしていなかったことを知りました。よい経験になりました。この経験を活かしたいな。
自宅近くのクリニックの(ものすごくIT系でプログラマとしてもやっていけそうな若い男性の)先生のススメがなければ、そして娘の何気ないひと言がなければ、古傷の診察・今後の相談のために大学病院に行くことはありませんでした。あのIT系の先生はもういらっしゃいませんし、そういうタイミングだったのだなと、理解しています。
傾聴。私はまだまだできていないので、努めて実践するようにしていきたいです。仕事が忙しく受講できていなかった研修も、今度は行けるように頑張るつもりです。
このブログの関連記事
- コーチングは子育てに効く(2007年06月14日)
« 「これから親になるわが子」のために | トップページ | 鶴巻育子写真展「東京 オオカミの山」に行きました。 »
コメント