スマホにひそむ危険を疑似体験!
未成年がスマートフォンの利用で遭遇するかもしれない危険を疑似体験できるアプリが、デジタルアーツ株式会社からリリースされています。その名も「スマホにひそむ危険疑似体験アプリ」。iOSとAndroidに対応している無料アプリです。出会い系、個人情報漏えい、高額請求、ネットいじめの4つを疑似体験できます。全部試してみたのですが、どれも子どもたちの身近にありそうなシーンなので、危機感が高まりました。ストーリー風の疑似体験の方が文字列情報よりも教育効果は高いと感じました。保護者としてできる対策を講じておこうと、気持ちを新たにすることができました。
出会い系被害の疑似体験では、男性会社員と女子学生がネットで出会い、リアルに会って女子学生が被害にあうまでを、「次へ」をタップして順に見ていきます。女子学生との会話の裏にある、加害者男性の本心も表示されるので、アプリで体験する人たちへの警告になるんじゃないかと思います。
疑似体験の後、被害の未然防止に直結する「おすすめ対策」を見ることができるのもいいなと思いました。とくに、保護者向けのアドバイスとしていいんじゃないかしら。
インターネットでの不用意な発言が消えずに残ってしまい、何年も後の就職や結婚などに影響してくる場合もあることや、親が単純なパスワードを設定していたことが高額請求につながってしまうことなど、親も子も情報モラルを身に付けることで防ぐことができそうです。そういうシーンに遭遇した時に、ちょっと待てよ、と立ち止まって考えることができるようになるんじゃないかしら。
子どもたちのトラブルには、携帯・スマホ、インターネットの問題が絡んでいることが多いと、以前、保護者会で中学校の先生からお聞きしたことがあります。この疑似体験アプリでは「ネットいじめ」が取り上げられています。親の知らない、閉じられた空間で行われていることですので、防止策が打てないかも。。。情報モラルの教育をすることと、あとは、子どもの様子をみて変化を感じ取ることは、親ができることですね。
「スマホにひそむ危険疑似体験アプリ」は、下記の紹介ページからダウンロードできます。気になる方は試してみてくださいね。子どもたちが忙しい時期を過ぎたので、子どもたちと一緒にやってみようと考えているところです。
スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ 紹介ページ
関連情報へのリンク
- デジタルアーツ株式会社
- スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ 紹介ページ
- プレスリリース - 未成年者が直面しているスマートフォンの危険を疑似体験できる情報モラル教育用無料アプリ 8月21日より提供開始 (2013年08月21日)
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