児童手当の使い道は?子どものために限定できない理由とは?
頂いた児童手当を、皆さんはどんなことに使っていますか?厚生労働省のWebサイトに、児童手当の使い道に関する調査結果が掲載されているので紹介します。
「平成24年児童手当の使途等に係る調査」の結果を公表 - 厚生労働省 (2013年7月29日)
児童手当等の使い道は、「子どもの教育費等」が44.2%で1位、「子どもの生活費」が33.8%で2位。これに、「子どもに限定しない家庭の日常生活費」(29.4%)で続いています。下位には「大人のおこづかいや遊興費」という回答も見られます。。。
児童手当等の使い道を「子どものため」に限定できない理由は、以下のとおり。「家計に余裕がないため」が72.5%でダントツです。少数意見ではありますが、「配偶者などが相談なく使ってしまうため」というお困りの事情もあるようです。
◆児童手当の目的は?
ところで、児童手当はどんな目的で支給されているのでしょうか。児童手当法の「目的」と「受給者の責務」は、以下のとおり。これを読む限り、必ずしも子どもだけのために使わなくてもよさそうです。ただし、趣旨を理解して趣旨に従って使うようにとのことです。この点は、理解しておいた方がよさそうです。
第一章 総則
(目的)
第一条 この法律は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とする。(受給者の責務)
第二条 児童手当の支給を受けた者は、児童手当が前条の目的を達成するために支給されるものである趣旨にかんがみ、これをその趣旨に従つて用いなければならない。引用元: 児童手当法 - 電子政府の窓口e-Gov
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