霞が関ビルディング前の階段と史跡「江戸城外堀跡」
霞が関ビルディングの前の階段は、気に入っている場所の一つ。なぜならば、階段が年表のようになっているから。階段の下から上へと登っていくと、まるで、歴史をたどり、霞が関ビルに行き着くかのようです。昨年、行ったときは、年表っぽさと古地図に惹かれてしまい、今に近い時代の部分を見ていませんでした。先日、虎の門に出張したとき、再び立ち寄って確認してきました。
調べてみたら、霞が関ビルって、1968年の4月にオープンしたのですね。ということは、1968年のところに描かれているのは、きっと、霞が関ビルですね。他にもビルが描かれている箇所があるのですが、どの建物なのかは、調べてもよく分からず。。。
この階段を上る手前には、史跡「江戸城外堀跡の石垣」があります。虎の門から続いている石垣だそうです。
石垣の表面には、しるしが刻まれています。これは、「構築大名を示す刻印」なのだとか。
この場所の地下の部分が工夫されていて、ちょっと面白いのです。周囲の建物の壁の色が暗い灰色になっている部分があるのです。この部分、お堀の水面と底面の位置があった位置とのこと。地下鉄の虎ノ門駅に向かうエスカレーターは、当時のお堀の底面よりも下であることが、目で分かります。
出張の移動途中に立ち寄った史跡の記録でした。
P.S. ぶぅさん、報告です。階段の「年表」の、ぶぅさんの生まれ年の部分は、残念ながら何も描かれていませんでした。上の写真のとおりです。
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