米フェイスブックCOOが語る「日本企業や社会がすべき3つのこと」
フェイスブックの最高執行責任者(COO)のシェリル・サンドバーグさんが来日中です。米アマゾンで総合第1位、全米ベストセラーの話題作『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』の日本語版出版に伴ってとのこと。 | ![]() |
Google、Facebookと経営幹部を務められてきたシェリルさん。会社での交渉術、メンターの見つけ方、よいキャリア設計、「すべてを手に入れる」という発想をやめる、など、この本では、実際的なノウハウを、自分のキャリアと家庭生活と子育てを振り返りながら伝授してくださっているとのこと。
この本は、TEDで200万回以上再生された動画から生まれたのだそうです。そのプレゼンはたぶんこちら。
シェリル・サンドバーグ:何故女性のリーダーは少ないのか | Video on TED.com
来日の記者会見では、以下のように話されたとのこと。紹介しますね。
会見でサンドバーグ氏は日本企業や社会が「すべきこと」として3点を紹介した。(1)男性、女性がこうあるべきというステレオタイプを取り払う (2)企業の運営方針・実務を女性も働きやすいように変える (3)家庭の中で夫婦が家事を分担する比率をバランスよくする――の3つだ。 サンドバーグ氏によれば、世界的にみて労働力の男女構成がバランスよい会社ほど業績がよりよく、両親がともに家事に責任をもって関与する家庭の子どもは優秀な傾向があるという。
引用元: 米フェイスブックCOO「女性が働きやすい社風作りを」 :日本経済新聞(2013年07月02日)
Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏は、「この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。とくにより良いリーダーに、とくにより優れたリーダーになりたい人たちにお勧めである」とのコメントを寄せています。男性に読んでほしいと男性が語っているという点にまた、興味を惹かれます。
読んでみようと思います。
◆グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット
昨日、グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットでシェリル・サンドバーグさんの講演を聞いてきました。上で引用させていただいた3つのすべきことの話もありました。力強いメッセージに、私でもまだ、一歩前へ進めそうな勇気を頂けたように思います。感想はまた今度、別の記事で書きたいと思います。
グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットの様子は、下記でアーカイブ(録画)配信されています。気になる方はどうぞご覧くださいね。
NIKKEI CHANNEL - グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット
「番組を見る」をクリックすると、
Ustreamにリンクされ録画配信をみることができます。
Ustream.tv: ユーザー NIKKEI_Japan_Channel: グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット
このブログの関連記事
- ヤフー新CEO選出は資質のみを検討、妊娠は問題にならなかった(2012年07月12日)
« 政党と自分の考えの一致度を知ることができる「参院選ボートマッチ」が便利☆ | トップページ | 「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミッ ト」に参加しました。 »
« 政党と自分の考えの一致度を知ることができる「参院選ボートマッチ」が便利☆ | トップページ | 「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミッ ト」に参加しました。 »
コメント