OECD「より良い暮らし指標」、日本はワークライフバランス分野でワースト3位
OECD(経済協力開発機構)のWebサイトに、5月28日、「より良い暮らし指標」(Your Better Life Index)(BLI)の最新版が掲載されました。「より良い暮らし指標」は、住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、ガバナンス、医療、生活の満足度、安全、ワークライフバランスの11分野で、豊かさを比較できる指標です。OECD加盟34か国と主要パートナー国ロシア・ブラジルを加えた36カ国が対象です。
36か国の指標は、11分野を表す11枚の花びらを持つ、36個の花で表現されています。
花びらの長さがスコアを表しています。はたして、日本の花はどんな形をしているのでしょうか。
日本の場合、グレーのSafety(安全)と緑のEducation(教育)の花びらが長く、赤色のWork-Life Balance(ワークライフバランス)とオレンジ色のLifeSatisfaction(生活の満足度)が短いようです。
ワークライフバランスについて、36か国の指標値を見てみたのが、以下のグラフ。日本は悪い方から数えて3番目。
順位が重要なわけではないですが、OECD加盟国の中での低さは、なかなか改善されてはいないようです。ワークライフバランス部分の指標は、長時間(週 50 時間以上)勤務者の割合、余暇や個人的活動(睡眠、食事)にあてた時間などから求められているのだそうです。なるほど、それなら値が低いだろうなと容易に想像できてしまうところがなんとも。
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