「働く女性が成功するための8カ条」とは?
日本経済新聞のWebサイトに、日本女性エグゼクティブ協会代表の中村紀子さんへのインタビューが掲載されています。このインタビュー記事で「働く女性が成功するための8カ条」について触れられていましたので紹介させていただきます。
◆「働く女性が成功するための8カ条」とは
「働く女性が成功するための8カ条」は以下のとおり。中村さんによれば、日本女性エグゼクティブ協会を通じて管理職の女性たちと情報交換するうちに出来たものなのだそうです。中でも重要なのは、第1条、第4条、第8条とのこと。企業だけでなく、働く女性も意識を変える必要があることを、記事と8か条を読んで改めて感じました。
『働く女性が成功するための8カ条』
第1条 | 目の前の仕事にベストを尽くす | |
第2条 | 20代、30代は キャリアの仕込み時と心得よ | |
第3条 | 第一印象が大切、笑顔のトレーニングを | |
第4条 | 職場の協調関係を築け ~Give and Takeの精神で | |
第5条 | 交渉・説得力を高めよ | |
第6条 | 甘えない | |
第7条 | ストレス解消法を見つけよ | |
第8条 | 5年先、10年先をイメージして 人生の布石を打つ |
情報源: 日本経済新聞Webサイト - 出産後も働き続けるための処方箋 中村紀子氏に聞く (2013年06月08日)、日本経済新聞朝刊33面
◇ ◇ ◇
第1条「目の前の仕事にベストを尽くす」については、以下の記事に書かれている、「信頼貯金」の残高を貯めておくことにつながるものがあると感じました。
女性の場合、結婚・出産でキャリアが中断されますから、それをもっと早めにやっておくことです。体力のある20代のうちに男性よりも頑張って、できれば出産前の28~32歳ごろまでに「潜在可能性を立証できるような、わかりやすい実績」を1つ2つつくっておく。…中略…
そうやって「信頼貯金」の残高を貯めておけば、結婚・出産しても会社から戻ってきてほしいと言ってもらえますし、戻ってきてからも「子どものお迎えがあるので5時で帰ります」という働き方を認めてもらえる。若いうちに頑張っておけば、後になって自分が仕事の内容や働くスタイルを選べる側に立て、自由度が増すのです。
引用元: 女性はなぜ出世すべきなのか? 出世することの2つのメリット - 東洋経済オンライン(2013年01月18日)
また、第5条「交渉・説得力を高めよ」については、以前、小室淑恵さんの講演で聞いた「定時で帰るためには、プレゼンテーション力が必要」という話を思い出しました。定時で帰るためには、なぜ、プレゼンの力が必要なのか。その理由は以下のとおりでした。講演をお聞きしたときの私のメモを紹介させていただくと、以下のとおりです。
仕事のできる/できないが、
仕事の時間の長さで決まる時代は終わった。情報収集しているか?
人と会っているか?
勉強しているか?定時で帰らないとこういうことができない。
こういうことで仕事が効率アップするのが今の時代。定時で帰るためには、
相手に物事を端的に伝えられるかが、分かれ目。
だから、プレゼンテーション力は必要。
「働く女性が成功するための8カ条」の内容から、あれこれと連想したり振り返ってみたり。自分を省みてみました。自分ができていないと自覚している条項もあり、少々ココロに刺さって痛かったです。。。
関連情報へのリンク
- 日経ウーマノミクス・プロジェクト
- 株式会社ポピンズ
- ベビーシッター・保育園・子育支援・訪問介護 -
余談ですが、中村さんが社長を務める株式会社ポピンズは、安倍首相が先日視察した事業所内保育所「カンガルーム汐留」を運営している会社でもあります。
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