「マタハラ」は「セクハラ」よりも多い!働く女性の25.6%が経験
「マタハラ」という言葉をご存知でしょうか。マタニティ・ハラスメント(マタハラ)とは、「働く女性が妊娠・出産を理由とした解雇・雇止めをされることや、妊娠・出産にあたって職場で受ける精神的・肉体的なハラスメント」のこと。「セクハラ」「パワハラ」と並び、働く女性を悩ます3大ハラスメントの1つです。
先週、日本労働組合総連合会(連合)が実施した「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査」が公表されました。この調査結果は衝撃的。なんとマタハラ経験者の割合はセクハラ経験者の割合よりも高いのだそうです。
出展:マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査 連合非正規労働センター (2013年05月22日)(PDFファイル)
マタハラ経験者は25.6%。セクハラ経験者は17.0%。周囲でマタハラ被害があったと回答した人は23.2%だったそうですから、マタハラはセクハラ同様な対策が必要だと感じました。
「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査」は、先週、ダイヤモンド・オンラインと東洋経済オンラインの両方で取り上げられていました。いずれのWebサイトの記事も、記事を書いたのが男性の記者さんだったことを、興味深く感じました。
関連情報へのリンク
- 女性を追い込む、出産ハラスメントって何? | 東洋経済オンライン (2013年05月22日)
- セクハラより多い“マタハラ” 職場の妊婦への無理解が 流産招き少子化解消を阻む|ダイヤモンド・オンライン(2013年05月22日)
◆働く女性の労働相談キャンペーン
連合では、働く女性の労働相談キャンペーンを5月27日・28日に実施するとのこと。無料の「なんでも労働相談ダイヤル」が設置されるのだそうです。誰かに相談するとなると、ハラスメントを受けたときの不快な気持ちをもう一度感じることになるので気が進まなかったりもしますが、一人で悩まず相談してみるのもいいかも。
連合働く女性のための労働相談キャンペーン
2013年5月27日(月)~28日(日) 10~19時
0120-154-052
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