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2013年4月 8日

「強い風」と「非常に強い風」はどのくらい違う?

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春は低気圧が急速に発達して、「春の嵐」「メイストーム」と呼ばれる台風並みの暴風が発生しやすい季節なのだそうです。昨日は風が強い日でしたね。夕方には風も収まり、空には不思議な雲が出ていました。上の写真は昨夕の自宅付近の空の様子。ちょっと怖いというか不気味というか

ところで、天気予報では「やや強い風」「強い風」「非常に強い風」「暴風」というように、風の強さを表す言葉が使われます。これらは具体的にどのくらいの風を表しているのでしょうか。

天気予報に使われるのは「予報用語」です。予防用語は、明確さ、平易さ、聞き取りやすさ、時代への適応という観点で、気象庁が定めているとのこと。風の強さを表す言葉も、ちゃんと下表のとおり定義されています。

用語 説明
静穏 風力0(風速0.3m/s未満)。
やや強い風 風速が10m/s以上15m/s未満の風。
強い風 風速が15m/s以上20m/s未満の風。
非常に強い風 風速が20m/s以上30m/s未満の風。
猛烈な風 風速がおよそ30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上の風。
暴風 暴風警報基準以上の風。
強風 風の強い状態の総称。

「強風」と「強い風」は意味が違うのですね。

「やや強い風」は風速10m/s以上15m/s未満、
「強い風」は風速15m/s以上20m/s未満、
「非常に強い風」風速20m/s以上30m/s未満
とのこと。

用語の違いは分かったけれど、風速で言われても、具体的にどのくらいの影響があるのかわからない、、、という場合には、解説用資料の「風の強さと吹き方」が役立ちます。たとえば、「やや強い風」の場合は以下のとおり。

  • 人への影響
    風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。
  • 屋外・樹木の様子
    樹木全体が揺れ始める。電線が揺れ始める。
  • 走行中の車
    道路の吹流しの角度が水平になり、高速運転中では横風に流される感覚を受ける。
  • 建造物
    樋(とい)が揺れ始める。

レポーターさんが頑張って外でレポートできるのは、「やや強い風」までかしら。どうなんでしょうね。

この記事の情報源は下記のとおりです。詳しい情報は、下記のリンクをたどってみてくださいね。

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