空が薄茶色に。「煙霧」を観測。
今日の午後、自宅付近では空が薄茶色や灰色に暗くなり、加えて帽子が飛ばされてしまいそうな強風でした。1kmちょっと離れたところにあるランドマークを確認できないくらいに、視界の悪い状態でした。今日、済ませてしまいたい用事があったため、帽子をかぶってマスクをして外出しましたが、これでは不十分。目を守るためにゴーグルを欲しかったです。
気象庁の発表によれば、これは煙霧(えんむ)という気象現象とのこと。「強風が吹いてほこりが巻き上がったもので、黄砂ではない」のだそうです。砂も嫌だけれど、ほこりも嫌。。。
上の写真を撮影したのは14時ころ。その後、2時間くらい経ったら、見通しもよくなり、風も穏やかに、そして肌寒くなりました。さらににわか雨も降り、予報通りの天気の経過でした。
理科年表で調べてみたところ、黄砂で視界が悪くなっても「煙霧」という天気になるようです。「天気を煙霧とする必要条件は、煙霧、ちり煙霧、黄砂、煙、降灰によって視程が 1 km 未満であること。」なのだとか。煙霧の天気記号は、無限大の記号(∞)に似ているのですね。勉強になりました。
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