「体罰アンケート」、体罰と懲戒の境界線は?
「体罰アンケート」を、子どもが学校からもらってきました。このアンケートは教育委員会からの指示とのこと。文部科学省が出した通達に基づいているようです。今回のアンケートは体罰に関するもの。懲戒は含まれません。体罰と懲戒は、以下の別紙に書かれている考え方に基づいているそうです。
問題行動を起こす児童生徒に対する指導について(通知):文部科学省 別紙「学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰に関する考え方」
【追記】
2013年3月13日に文部科学省から新しい考え方が示されました。こちらの記事で紹介しています。
ひととおり読んでみました。肉体的苦痛を与える懲戒は体罰に該当するなど、何が体罰で何が懲戒なのか、判断のよりどころが明文化されていることを理解しました。
今回のアンケートは、文部科学省の以下の依頼にもとづいていると思われます。
体罰禁止の徹底及び体罰に係る実態把握について(依頼):文部科学省
回答用紙の写真をネットでいくつか見たのですが、普段の授業に関するもの、部活動に関するものなど、様式がいくつかあるようですね(推測)。うちの子がもらってきたアンケートは、子どもが記入して保護者が確認してから提出するものでした。4年生以上が該当する活動に関する内容だったので、うちの子の学年で調査内容に該当する子はいないんじゃないかと思います。いないという実態が把握されると思います。せっかくの実態把握の機会だと思うのですが、この内容でよかったのかしら。少なくとも私と娘は違和感を感じた内容でした。
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