仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012」が、内閣府のWebサイトに掲載されています。このレポートに、平成19年12月に策定された「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」「行動指針」の数値目標に対する実現状況が掲載されていました。引用させていただくと以下のとおり。
2020年に向けて14項目の数値目標が掲げられています。14項目の数値目標のうち、策定時と比べて、改善したのが7項目、悪化したのが2項目とのこと。改善してきてはいるものの、「年次有給休暇取得率」「男性の育児休業取得率」「6才未満の子どもをもつ夫の育児・家事関連時間」など、達成に一層の努力が必要そうな項目であるようです。
ちなみに、一年前に出されたレポート2011では、数値目標の実現状況は以下のとおりでした。
【仕事と生活の調和レポート2011より】
◆推移をピックアップ
例えば、「男性の育児休業取得率」の推移は以下のとおり。2010年は1.38%でしたが、2011年は2.63%。少しではありますが伸びたようです。女性の育児休業取得率は87.8%ですから、やはり男女差は大きいようですね。
「在宅型テレワーカーの数」は、グッと伸びています。東日本大震災をきっかけに、テレワークの導入が進んだことによるのだとか。この項目は、目標値を達成できそうな勢いですね。
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012には、「第1子出産前後の女性の継続就業率」の最新値が載っていませんでした。情報の源が異なるのですが、今月公表された別の調査結果によれば、増加傾向にあるとのこと。この件については、別の記事で紹介させていただきますね。
情報源&グラフの出典
- 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012
~人も社会も意識を変えて。さらに進める働き方改革~
- 仕事と生活の調和推進(ワーク・ライフ・バランス)ホームページ - 内閣府
関連情報へのリンク
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