男女間の賃金格差、日本はOECD加盟国ワースト2位
経済協力開発機構(OECD)が発表したレポートによれば、日本の男女間の賃金格差は、OECD加盟国中、韓国に次いでワースト2位なのだそうです。40歳以上では男女差は40%を超えているのだとか。
このレポート「Closing the Gender Gap ACT NOW」(男女間の格差縮小のために今行動が求められている )では、日本については、以下のように書かれています。
日本女性が労働市場で困難に直面している原因としてあげられるのが、ワークライフバランスの難しさです。…略…
職場の環境も日本におけるワークライフバランスを困難にさせる一因です。その結果、役員クラスの女性の割合が少ないだけでなく、彼女らの出産率も低くなっています。…略…
経済成長には男女平等が鍵となります。労働市場における男女平等が実現すれば、今後 20 年で日本のGDPは 20%近く増加することが予測されます。
また、“the long working-hours culture”、日本には長時間労働という文化があるとも書かれています。長時間労働が文化ととらえられているのですね。
OECDのレポートは、下記のリンクで見ることができます。気になる方は、たどってみてくださいね。
情報源&グラフの出典
- OECD: Gender Publication
- Closing the Gender Gap: Act Now
男女間の格差縮小のために
今行動が求められている(2012/12/17)- Country Notes - Japan(PDFファイル)
~日本~
- Country Notes - Japan(PDFファイル)
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