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2012年9月17日

エプソン「カラリオ・プリンターEP-805A」新製品体験イベント参加レポート(2): スマホ連携とキレイを体感

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エプソンさんのブロガーイベントで、新製品「カラリオ・プリンターEP-805A」を体験してきました。会場内には、2012年秋の新モデルがずらり。家電量販店では売れ筋モデルしか置かれていないことがほとんどなので、ラインナップすべてを直に見れる機会は貴重かも。前モデルと比べて40%も小型化したEP-805Aについて、前回の記事でレポートしました。今回の記事では、スマートフォン連携と印刷を体験会場で試してみた感想を中心に紹介します。

◆小さくてスタイリッシュ!

会場では、ブロガー一人に一台ずつ、EP-805Aが使える環境が整っていました。EP-805Aは、白、赤、黒の3色展開。私の席にセットされていたのは白。前モデルでは、白の売り上げが55%を占めているのだとか。部屋との調和を考えて、私も買うならきっと白。しかし、こんなにコンパクトなのに、両面印刷までこなせちゃうなんて。

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角の部分は、小型化と美しさを両立させるために、「サファイアカットデザイン」を採用したとのこと。いいネーミングですね

こちらは赤色のEP-805A。前モデルではイマイチな赤だったとか。そういった声を踏まえ、新モデルでは落ち着いた深みのある赤色に変えたのだそうです。

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◆プリントがキレイ!

まずは、普段、一番ありそうなシーンを想定して印刷してみました。PC経由で試せる環境ではなかったので、プリンターに手持ちのUSBメモリーを差し込んで、写真を選択して、印刷してみました。

印刷が始まると、排紙トレイが自動で出てきます。これはいいですね排紙トレイは普段閉じた状態にあるので、開け忘れて印刷物が折れてしまうことはなくなりそう。また、パネルのボタンは、使えるボタンだけが光るとのこと。これもいいなぁ。間違いが減りそうですね。

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EPSON写真用紙にプリントされた写真は、パッと見、キレイだと思いました。色が鮮やかに見えるし、肌がきれいに見える感じ。そのことを近くにいらしたエプソンの方にお伝えしたところ、カラリオの自動色補正技術「オートフォトファイン!EX」で補正されたからだと教えてくださいました。以前のモデルから搭載されていた機能なのだそうです。

比較のために、自宅のプリンターEPSON PM-A750(2005年10月発売の機種)で印刷した写真を持っていたので並べてみました。被写体は、わが故郷で見かけたベニシジミです。左が、自宅の古いプリンターで印刷した写真(イメージ編集ソフトで調整)。右が、新モデルEPSON EP-805Aで印刷した写真(プリンターが自動調整)です。たとえば、写真の右上の緑色部分の違いが分かりますでしょうか。右の写真の方が明るくなっています。ベニシジミの羽のオレンジの鮮やかさ、黒い斑点のくっきりさ、いずれも右の写真の方がいいように思います。プリンター性能・機能だけの問題ではないけれど、同じデータなのに、調整の仕方とかで仕上がりが結構違うんですね。

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逆光補正もプリンターがしてくれるんだとか。たとえば、運動会や発表会で撮った子どもたちの写真を、おうちプリントして渡すシーンをイメージしてみると、人手を介さず補正してくれるプリンターの機能に、明るさ調整、コントラスト調整などは、任せてしまった方が簡単そうです。自分で調整したいときは、プリンターの自動調整機能をOFFにすればいいとのこと。

普段、画像処理ソフト経由で印刷することが多いので、プリンター機能はあまり意識していませんでした。覚えておこうと思います。

◆スマホ連携: EPSON iPrintを使ってみました。

次に、外出先でiPhoneで撮影した写真を、iPhoneアプリ「Epson iPrint」を使って、離れた場所にあるプリンターに出力することを想定し、体験会場で試してみました。

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Epson iPrint」は、エプソンが提供するスマホ・クラウドプリントサービス「Epson Connect」のサービスの一つです。従来、ローカルな無線LAN環境のプリンタへの印刷だけが可能でしたが、新サービスでは、インターネット環境にあるプリンタへのリモート印刷が可能になったのだそうです。企画開発担当の西村さんが紹介してくださいました。

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まずは、「Epson iPrint」をダウンロード。体験会場で3Gでダウンロードしたのですが、アプリのサイズが小さいためか、それほど時間がかからずに完了。すぐにアプリを使えるようになりました。

App Store - Epson iPrint

Epson iPrintの最初の画面が左の画面ショットです。離れた場所にあるプリンターを指定できるようにするために、「リモートプリント」をタップします。体験会場のプリンターは、あらかじめメールアドレスが登録済。「リモートプリンターの追加・編集」をタップし、そのメールアドレスを設定します。

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次に、プリンターに印刷したい写真を、カメラロールの中から選択します。秋田出張の折、秋田に向かう飛行機の中で、iPhoneを使って撮影した写真を選びました。

右上の歯車ボタンをタップし、iPhoneから用紙サイズ、フチなし/ふちありなどを設定します。iPhoneからここまで設定できちゃうんですね。これは便利そう。

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「印刷」ボタンをタップすれば、操作は完了です。Epson iPrintは、ホームネットワークの無線LAN環境(ローカル)とインターネット経由(リモート)の両方に使えます。上で試してみたのはリモート。この場合、インターネットにいったん写真がアップロードされますが、個人情報保護の観点などから、72時間が過ぎると削除されるのだそうです。なるほどw

そんなに待たずに、インターネット経由でiPhoneから送られてきた写真のデータが、体験会場のプリンターに届き、印刷が始まりました。プリンタの電源がオフのときには、リモート印刷した場合、電源がオンになったあとに印刷が開始されるのだそうです。

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◆気付いたこと

約1時間ほど、体験会場で新モデルを試させていただきました。初めて使う機能も多く、近くにいたエプソンの方に質問すること多数(^^; にもかかわらず、丁寧に質問に答えてくださり助かりました。

体験してみて、こうだったらもっといいなって感じたことを、3点、以下にまとめてみました。

・ パネルの表示

USBメモリを差し込むと、USBメモリの中の写真が、自動で液晶タッチパネルにサムネイル表示されます。ここでいくつか感じたことがあります。

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タッチパネルが大きめで見やすいのは、いいなと思います。ですが、USBメモリーやメモリーカードの中に入っているデータが全部、昇順に表示されてしまうことが気になりました。私が差し込んだUSBメモリの中には、二つのフォルダーがありました。印刷したいデータは、そのうちの一つのフォルダーに入っていたのですが、二つのフォルダーの中のファイルがすべて、並んでサムネイル表示されたのです。写真の数が増えると、写真選択がしにくそう。

他の機器と使い勝手を合わせることがコンセプトの一つであるならば、Windowsのエクスプローラと同じように、フォルダー選んだり、表示順を変えたりして、目的の写真を選択できるようになるといいんじゃないかしら。写真を整理する際も、日付ごと、イベントごとにフォルダーを分けると思いますし、印刷時の写真選択が楽になるメリットもあると思います。ぜひぜひ検討していただければと思います。体験タイムの間には見つけられなかったのですが、すでに実現されている機能だったらごめんなさい。

・ タッチ操作への反応

プリンターの利用者が普段使っている他の機器と同じような操作ができるように、新モデルではスマートフォンライクのタッチ操作を実現したとのこと。タッチ操作が標準になりつつある今ですから、こういった配慮はありがたいですね。ですが、正直に言わせていただきますと、もうちょっと速く、軽く、スクロールしてくれるといいな。ただし、その速さを必要としないユーザー層(例えば年齢の高い方々)への配慮も必要だと思いますので、スクロール速度を三段階くらいで調整できるといいんじゃないかと思いました。

・ 排紙トレイの開閉

欲をいえば、排紙トレイが、自動で閉じてほしいです。上で書いたように、排紙トレイは自動で開いてくるので、とっても便利です。で、自動で開いたのですから、排紙トレイに印刷物が残っていなかったら、電源オフ時に、自動的に閉じてくれるといいんじゃないかと思いました。よくばりかな というのもですね、私、体験会場で閉じることができなかったのです。押しこむのにとっても力がいりそうで、壊してしまいそうで怖かったのでした。慣れれば大丈夫なんでしょうけれどね、多分。

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◆PM-A750のCMキャラクターは、、、

2012年新モデルのCMキャラクターは、忽那汐里さん。今、我が家にあるプリンターPM-A750を購入したときのCMキャラクターは、長澤まさみさんだったようです。PM-A750を2006年に購入したときにもらったカタログ、見つけちゃった ちゃんと自宅に保管されていましたw 新モデルと比較してみるのに、カタログの機能一覧が役立ちました。

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ちなみに、私が、購入した製品のカタログを保管しておく理由は、購入したときに自分が見ていた情報を確認するのに役立つから。また、仕様一覧のページが比較に便利だからです。インターネットで同じことは実現できますが、やっぱりカタログ(紙の情報)はなくならないでしょうね。

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エプソン「カラリオ・プリンター」のブロガーイベントは、エプソン販売さんの本社ビル[↑]で開催されました。2時間の体験イベントでしたが、すっごくいろんなことを学んだように思います。文書を印刷したり、Webページを印刷したり、撮った写真を印刷したり。どれもパソコンとセットで使うことしかやってきていなかったので、本当に勉強になりました。知らなかったことがたくさんあるんだなぁ、って、再認識できたことが一番の学びかも。

この後、EP-805Aのモニターも担当させていただくので、あれこれと使ってみたいと考えています。試用レポート、まとめたら、このブログにアップしますね。

◆最後に

私がこの日使っていたデジカメは、RICOH CX4。いいカメラだと褒めていただきました。さらにRICOH CXの歴史をお聞きすることができました。褒められたのは私ではなくカメラですが、とてもうれしかったです 使い続けたいなって思いました。

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※仕事の後、イベント会場に行ったので、大きい方のデジカメ(Pentax K-x)を持っていけなかったのでした。

また、ブロガー・ミーティング会場で頂いたお菓子がとっても美味しかったです(これが言いたかった!)。

全体的に、おもてなしされた感たっぷりの体験イベントでした。

エプソンさん、アジャイルメディア・ネットワークさん、よい機会をくださり、ありがとうございました。

エプソンダイレクト株式会社
このブログは、エプソンダイレクト株式会社と提携しています。

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