少人数学級、中学3年まで拡大へ
少人数学級が、中学3年生まで拡大されるそうです。
少人数学級:中学まで35人に
来年度から5年かけ拡大−−文科省方針
文部科学省は、小学1、2年で実施している1クラス35人の少人数学級を、中学3年まで拡大する方針を決めた。来年度から5年かけて実現を目指す。学習内容が高度になり、いじめや不登校が増える中学1年を優先したい自治体もあるため、同省は導入順は都道府県に選択させる。完成すると義務教育すべての公立校が全学年で35人学級になる。
引用元: 毎日jp(2012年09月13日)
先生が一人一人の児童に接してくださる時間が長くなるため、保護者の立場から、少人数学級には賛成です。
他にも、少人数学級には、グループ学習など子どもたちの学び合いや話し合いによる学習がしやすくなる、個別指導が充実する、などの効果があると期待されています。
文部科学省のWebサイトに掲載されている「学級規模・教職員配置に関する検討会議(中間とりまとめ)」によれば、平成14年から実施している山形県では、不登校の児童が減少し、欠席率が低くなったのだそうです。下のグラフで見ると、全国平均よりも低く、減少傾向にあることが分かります。
また、平成13年から実施している秋田県では、下のグラフで分かるように、学力が全国平均よりも高いことが分かってきています。
グラフの出典: 文部科学省 - 学級規模・教職員配置に関する検討会議(中間とりまとめ)(PDFファイル)
興味深い傾向ですよね。
上の子が新5年生になるときのクラス替えで、前年度までは1学年5クラスだったのが、翌年度は4クラスになったことがありました。転校してしまった児童が数人いたためとのこと。一クラスの人数が多くなったので、教室が狭く感じたことを思い出しました。あの時、一クラス30人くらいの少人数学級になるといいのになと思ったものです。
引用元の記事によれば、5年かけて、1クラス35人の少人数学級を、中学校まで拡大するとのこと。保護者として、効果に期待します。
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コメント
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> 前年度までは1学年5クラスだったのが、翌年度は4クラスになったことがありました。
ウチもそういうことがありました。1クラス減ると1学級の人数がぐっと多くなるので面食らいますよね。
投稿: ぶぅ | 2012年9月14日 13時32分