合計特殊出生率1.39で横ばい、晩産化進む
【追記(2013年6月】この記事では、「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」を紹介しています。平成24年版に関する記事はこちらです。
厚生労働省が6月5日に公表した「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、平成23年度の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に出産する子供数の推計値)は1.39。前年から横ばいだったそうです。
出生数は105万1千人で、前年比で2万1千人減少。それにも関わらず合計特殊出生率が横ばいだったのは、女性の数が減ったからとのこと。死亡数は125万3千人。20万3千人の自然減。人口の減少傾向は続いているようです。
興味深かったのは、「第1子出生時の母の平均年齢の年次推移」。初産の年齢の平均が30.1歳。初めて30歳を超えました。晩産化に歯止めはかかっていないようですね。
別の調査結果では、確か、子どもを欲しい若者の割合は高かったはず。それにもかかわらず、若い世代の出生率が上がっていないということは、早く子どもを産んでもなんとかなりそうだ、大丈夫そうだ、ということが、若い世代に伝わっていないのかな。何かが欠けているのかな。どうなんでしょうね。
グラフの出典&情報源
- 平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況
- 厚生労働省
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