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2012年3月15日

小室淑恵さん、衆院予算委員会公聴会でプレゼン

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵さんが、先日、衆議院の予算委員会公聴会で、労働時間削減に関する国家戦略の必要性について、プレゼンされました。何がどう変われば、どういう影響・効果があるのか。論理的に説明されていました。政治家のみなさんを動かすチカラになってくれるといいな。

小室さんのプレゼンは約23分。その様子は、YouTubeと衆議院インターネット審議中継のWebサイトで、動画で見ることができます。

小室淑恵プレゼン 衆院予算委員会公聴会(前半)
   (2012年3月2日) - YouTube

小室淑恵プレゼン 衆院予算委員会公聴会(後半)
  (2012年3月2日) - YouTube

※YouTubeの動画を追加しました。

子育て女性だけに限らず、労働者が抱いている気持ちを代弁してくださっているようなプレゼンでした。政治家のみなさんのココロに主張が届いてくれるといいな。

小室さんのプレゼンの内容を少し紹介させていただきますね。「労働時間を削減し、自助努力する時間を取り戻すための主張」は、以下の2つ。

自助努力する国民を支える仕組みをつくる
  2つのポイント

  1.長時間労働させる企業が損をする仕組みづくり

以下の2例が挙げられていました。

例1) 残業代の割り増し率を上げる
現在、日本では平日1.25倍。
アメリカでは1.7倍。休日出勤だと2倍。

例2) 会計基準を変える
国際会計基準では、社員が積み残した有給休暇を、負債の額に書かなければならない。その社員が定年退職するときの時給で払い戻さなければならない。フランスでは、いかに若いうちに社員に有休を使いきらせるかが管理職の大切な仕事になっている。

  2.若者・子育て女性が働ける環境整備

保育所が足りない。本人に働く意欲があり、企業も待っていたのに、せっかく育てた社員が育休から戻ってこれない。このロスは、保育所を整備し、待機児童をゼロにすれば、すぐに減らすことができるロスである。

小室さんのプレゼンは、何回か聞いたことがありますが、学ぶことが多いです。聞いた後、いつも、自分もまだ何かできるんじゃないかという気持ちになります。

いいパワー、もらえました

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コメント

×遊休→○有休
後で直しますね。

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