母親には「育児ペナルティ」、父親には「育児ボーナス」という現実
日経ビジネスオンラインに、「ワークライフバランスは女性を幸せにするか?」という記事が掲載されています。この記事の中で、最近の研究として紹介されているのが、アメリカ人の父親がもらえる「育児ボーナス」。母親の場合、育児はペナルティだけれども、父親の場合、育児はボーナスであることが実証されたのだそうです。
スタンフォード大学社会学部准教授のシェリー・コレルらは、米国人の父親には「育児ボーナス」があることを明らかにした。
米国では父親像は「社会の鏡」のような存在であり、父親であることが賞賛される。このような社会規範の元では、むしろ父親でないことが欠点と見なされる。コレルらの計量分析の結果、同一条件の男性を比較した場合、子持ち男性の方が、子供がいない男性よりも昇格が早く、所得が高いことが確認されたのだ。
つまり、女性の「母親の育児ペナルティ」(motherhood penalty)に対して、男性には「父親の育児ボーナス」(fatherhood bonus)があることが統計的に実証されたのである。
引用元:ワークライフバランスは女性を幸せにするか? - 日経ビジネスオンライン(2012年01月05日)
これは、アメリカでの研究によるものとのことですが、日本で同じ研究をしたとしたら、どんな結果になるのかな。興味深いところです。
ワークライフバランスは、女性を幸せにするか? この記事では、日本におけるワークライフバランスの議論には、幸福度の考察に関する論点が欠けていると書かれています。仕事と子育てを両立させることが国民の幸せに結びついているかは、よく理解されていないのではないかとのこと。
自分の幸せ基準に考えた場合、どの程度の両立が、程よく、バランスがとれているのか。働き方を見直してみようかな。そのきっかけの一つに、この記事はなるかも。
ワークライフバランスは女性を幸せにするか?
- 日経ビジネスオンライン
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初めて手紙を差し上げます。NPO法人SIDS家族の会(www.sids.gr.jp )の福井ステファニーと申します。
SIDS家族の会は赤ちゃんの安全や健康を守る活動をしています。あたなのホームページを読ませて頂きました。今日は妊婦さんのためのiphone, ipod, ipad用アプリを紹介するために手紙を書いています。
このアプリはアメリカで開発され、グローバルに展開していますが、日本語バージョンはNPO法人SIDS家族の会が担当しました。妊婦さん用に、妊娠から出産までのあらゆる情報が毎週胎児の発育画像とともに提供されています。お医者さんからのアドバイスや、妊婦検診のスケジュール管理、買い物リスト、体重管理、胎動カウント、陣痛タイマーなど必要なツールがそろっています。「Sprout」・スプラウトというアプリでiTunesから購入できます。
http://itunes.apple.com/jp/app/pregnancy-sprout/id369577475?mt=8
これをあなたのBlogの読者へ紹介していただきたいのです。(アプリをPresentしますのでよければEmailAddressを教えてください。スプラウトの説明を添付ファイルもお送りします。)よろしくお願いします。
スプラウトのアプリには若いママたちのためにとても役立つ情報が載っていて、妊娠期間を健康で安全に過ごせる様に作られています。特に胎児の胎動の回数を定期的に数えるツールは胎児の安全を確認するツールとして薦めています。(http://www.sids.gr.jp/avoids.html )。
私には成人した二人の息子がいますが、その前の子は死産でした。私たちのNPOはこのような悲劇をなくすために日々活動しています。若いママたちに情報を提供することがまずはスタートと考えています。どうか協力していただけないでしょうか?
Sincerely,
理事SIDS家族の会 Stephanie Fukui
投稿: Stephanie Fukui | 2012年1月 5日 14時09分
アメリカでも育児に積極的な父親はまだ平均以上の存在なんですね。
日本だと(弊社の場合だと)時短を取るような男性は評価が下がるという話も聞くので、そういうところは変に男女平等なんだなとも思ったりしますが(苦笑)
投稿: ぶぅ | 2012年1月 5日 22時27分
★ぶぅさん
男性も、なのですね(苦笑)
(弊社の場合だと)制度がどうなっているのかには関係なく、時短をとると評価は下がるとききました。これが、私がフルタイム勤務を選択している理由の一つです。
投稿: windy | 2012年1月 7日 23時29分