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2011年10月10日

東北復興サポートツアー2日目:3)地元の方との交流会

東北復興サポートツアーの参加レポートのつづきです。復興支援活動の後、ボランティアセンターに戻って夕食を頂きました。地元の方やRQ歌津のみなさんと一緒。他のツアー参加者とも、打ち解けた雰囲気になりました。

pen 東北復興サポートツアー
  2日目:3)地元の方との交流会

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夕方は、地元の方との交流会。地元の大工さんが、東北地方太平洋沖地震の津波の時の話をしてくださいました。近所に住むお婆様も来てくださいました。ツアーで来ている私たちのために足を運んでくださり、話をきかせてくださったことを、とてもありがたく感じました。

大工さんのお話は、「先人から受け継がれてきた知恵を大切に」というメッセージが強かったと、私は感じました。とても考えさせられる内容でした。お話が終わった後も、もっとお話をききたくて、ツアーに参加していた子どもたちが、おじ様とお婆様を囲む姿も見られました。子どもたちのココロにも届いたんじゃないかな。きっと。

◆地元の方の話(概要)

うかがったお話は、以下のような内容でした。お話の中から私が受け取った内容を書き出していますので、うかがったときの言葉そのものではないです。ご容赦ください。

     ◇     ◇     ◇

数字はあてにならない。
 「地震の後は、津波が来る」
 「地震が来たら、高い所に逃げろ。」
昔の人たちが言ったことが、正しい。

地震の後、津波が来た経験は、今までもあった。地震の後、津波の到着予想時刻と高さが速報されるが、実際に来た津波の高さは、予想よりも低いことが、ずっと続いてきていた。3mの津波が来るとの予想であっても、実際には1mくらい、というように。こういう状態が続いてきたから、それに慣れてしまった。3月11日の地震のときも、予想よりも高い津波がくるとは考えていなかった。

沿岸には、防波堤が作られていた。東北地方太平洋沖地震の直後、高さ6mの津波警報が出た。その高さの津波が来たとしても、防波堤の高さ(5m)を考えると、防波堤を超えるのはそれほどでもない。だから、大きな被害にはならないだろうと考えた。次の日も、同じ場所で、同じように仕事ができるだろうと考えた。

翌日も仕事できるように、親戚の片づけを手伝い、避難場所に逃げた。その直後、想定外の大きな津波が来た。自分たちは、ギリギリのところで逃れることができた。しかしながら、となりで片づけしていた二人は、未だに行方が分かっていない。あんなに大きな津波がくると分かっていたら、片づけなどせずに、大切なモノをもっと持って逃げたのに。そう、親戚の人は言っていた。俺たちは、いったい、何をやっていたんだろう。

チリ地震のときは、小学校にいた。海水が沖に引き、浜となった場所で、魚を拾った。その後、高い場所に逃げた。そして津波がきた。

テレビや携帯電話などで、簡単に情報を得られる時代になった。地震後の津波予測も報道されるようになり、偉い人たちの言っていることを、誰でも入手できるようになった。技術の進歩は良い面も多いが、その反面、良くない部分も出てきているのではないか。

自分で判断し、自分で行動することが求められていると思う。

東北地方太平洋沖地震の数日前に地震があった。その時も、津波が来た。報道では、津波の高さは60cmだったけれど、実際には140cmの津波が来ていた。140cmの津波が来ていたことが報道されていたら、数日後の東北地方太平洋沖地震のときの行動も、変わってきたかもしれない。

先人の知恵を、活かせなかった。

私たちは、自然の中に家を建て、自然の中に住んでいる。だから、自然との共存を考えることは大切だ。自分は大工だ。大工の仕事は、家を建てることだ。大工も、自然と共に生きるコツを、先人から受け継いできている。

昔の人たちが言ったことが正しい。
数字はあてにならない。
 「地震の後は、高い所に逃げろ。」
ただ、それだけだ。

◆お話をお聞きして(感想)

自然との共存の話を、このツアーでお聞きするとは思ってもいませんでした。朝のオリエンテーションのときにも、似た感覚を覚えました。この日の経験から、いろんなことが、いろんなところで、いろんなふうに、つながっているんだな、と、再認識しました。ひと回り大きな枠でモノゴトみるように、もっと視野を広げていきたいな、と感じました。

実家の父と似たお仕事で、同じくらいの年齢の方が話をしてくださったので、なおさら、私のココロには沁みました。

宿泊先のホテルに戻る時刻になるまで、おじ様とお婆様を囲む輪がありました。その輪の中に、ツアーに参加した中・高校生が何人もいたことが、印象に残りました。みんなのココロに残るね、きっと。

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南三陸・歌津の絆Tシャツに添えられていた、手書きのメッセージ。

「ありがとうございます」「感謝いたします」
こちらこそ。気付きと学びを頂けたから。

バスで、宿泊先のホテルがある仙台に戻ります。

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旅の夜。東の空にオリオン座。

ツアー3日目のレポートに続きます。 >>>

pencil 関連情報へのリンク

clover「親子で行く東北復興サポートツアー」参加レポート
 
はじめに 
 ・ 準備:参加の目的
 ・ 準備:ボランティア活動保険に入る
 ・ 準備:災害ボランティア用品をそろえる
 ・ ツアー:1日目:移動日
 ・ ツアー:2日目:1)オリエンテーション
 ・ ツアー:2日目:2)復興支援活動
 ・ ツアー:2日目:3)地元の方との交流会
 ・ ツアー:3日目:世界遺産「平泉」見学

◆東北復興サポートツアー2日目 on Twitter

ツアー中、位置の記録を残すために、foursquareツイッターを使っていました。以下はその記録です。

ツアー3日目のレポートに続きます。 >>>

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