乳幼児を持つ父親の46.6%が「隠れ育休」取得
乳幼児を持つ父親の46.6%が、育児休業制度とは別に、有給休暇などを利用して育児のための休暇(隠れ育休)を取得していることが、NPO法人ファザーリング・ジャパンが実施した調査で分かったそうです。平成22年度の男性の育児休業取得率は1.38%ですから、取得率にかなりの開きがあるようです。
この調査は、 1歳半以下の子をもつ20歳以上の男性が対象。約1000人の方が回答したようです。調査結果の内訳をみると、育児のための休暇の取得率は、公務員では70%と高くなっています。会社員は45%ですので、公務員の方が休みを取得しやすいようです。
父親が休んでくれて助かることは多いです。「俺、無理だから」「普通は女性がやることだ」「母親が休んで当たり前」とか言われると、相当しんどい。。。それに、不信感いっぱいになります。子どもが幼い時期の、父親の育児協力があるかないかは、夫婦仲に影響を与え、その後、元に戻りにくいという別の調査結果も、あったと記憶しています。だから、もし、父親が休めない状況にあったとしても、妻への心遣いはあったほうがいいと、私は思います。
もうひとつ、私が気になったのは、以下のグラフ。「妻の出産後に、妻のサポートや育児を目的として、育児休業制度の代わりに有給休暇や特別休暇(出産休暇など)を取得したことがある」父親が、休暇をとった時点における、奥さまの職業の状況に関する調査結果です。
子どもの数が増えるにつれ、正社員の割合が低くなっています。その一方で、専業主婦の割合が高くなっています。これが、女性が意図したとおりだといいのですが。働きたい女性が働けているといいなと思います。
調査結果の詳細は、下記のリンクをたどってみてくださいね。
情報源&グラフの出典
- NPO法人ファザーリング・ジャパン
- 乳幼児を持つ父親の46.6%が「隠れ育休」取得(PDFファイル)(2011年07月15日)
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