児童虐待相談対応件数55,152件
【追記】この記事は、平成22年度の児童虐待相談対応件数に関するものです。平成23年度の児童虐待相談対応件数に関する記事はこちら。
2010年度(平成22年度)に、全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は、速報値で55,152件だったそうです。対応件数のグラフは、ずっと右肩上がりで推移してきているのですが、この1年間で1万件以上が増えています。相談窓口が周知され、相談しやすくなってきた、ということも、増加の理由の一つだと思います。
出典: 児童虐待相談対応件数の推移
厚生労働省 - 児童相談所における児童虐待相談対応件数(PDFファイル)
速報値は、宮城県、福島県、仙台市を除いて集計した数値とのこと。
◇ ◇ ◇
児童虐待に関する相談・通告は、
児童相談所で受け付けてくれます。
困った時には相談を、
「おかしい」と感じたら通告を。
児童相談所全国共通ダイヤル
Tel: 0570-064-000
でも、いざその時になったら、
相談する勇気が出せるかなぁ。
しつけという名目で、児童虐待ととれることをしてしまっていないか、自分の子育てを振り返ってみると、いいのかもしれません。自分の気持ちに気づくかも。
児童相談所の方と以前話をしたことがあるのですが、その方によれば、「通報すると、パトカーが来ますので、それなりの覚悟を」とのこと。覚悟か。。。
◆児童相談所一覧
引用元: 厚生労働省
- 平成22年度全国児童相談所一覧
- 児童相談所全国共通ダイヤル
- 共通ダイヤルの番号
0570-064-000 - 仕組み
全国共通ダイヤルに電話をかけると、発信された電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話を転送します。
- 共通ダイヤルの番号
◆「子どもを虐待から守る5か条」
引用元: 厚生労働省リーフレット
一、「おかしい」と感じたら迷わず連絡(通告)
→「通告は義務=権利」
ニ、「しつけのつもり…」は言い訳
→「子どもの立場で判断」
三、ひとりで抱え込まない
→「あなたにできることから即実行」
四、親の立場より子どもの立場
→「子どもの命が最優先」
五、虐待はあなたの周りでも起こりうる
→「特別なことではない」
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関連情報へのリンク
- e-woman 佐々木かをり対談 win-win
第122回 児童相談所 心理職 鈴木 淳子さん
この対談記事は、児童相談所を知るための参考になります。読み応えがありますよ。 - 子ども虐待による死亡事例等の検証結果(第7次報告概要)及び児童虐待相談対応件数等 - 厚生労働省(2011年07月20日)
- オレンジリボン運動
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