こどもの割合は13.2%、37年連続の低下
15歳未満のこどもの数が、5月2日、総務省から発表されました。こどもの数は、前年から9万人減って1693万人だったとのこと。こどもの割合は、前年から0.1%減って13.2%になり、過去最低。1975年から37年連続して低下しているのだそうです。
1. こどもの数は1693万人、30年連続の減少
2. こどもの割合は13.2%、37年連続の低下
3. こどもの割合は諸外国と比べ最低水準
引用元: 統計局ホームページ
統計トピックスNo.51 - 我が国のこどもの数
「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)
(2011年05月02日)
推移を表すグラフは、以下のとおり。相変わらず、紡錘型の人口ピラミッドを左に倒したかのような曲線を描いています。
グラフの出典:統計トピックスNo.51
3歳ごとのこどもの人口は、 右表のとおり。0~2歳児、3~5歳児、6~8歳児の人口はそれぞれ320~330万人くらい、それよりももうちょっと年上の9~11歳児、12~14歳児はそれぞれ350~360万人くらい。このことから、おおまかに見て、やっぱり子どもが増えていない感じがしました。前年に比べると、昨年は19万人減少、今年は9万人減少ですから、減少幅は少なくなってきているようですが、プラスに転じるには至っていないようです。 |
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推計の基準となる人口が2011年3月に改定されたのだそうです。それと関係があるのかないのか分かりませんが、都道府県別のこどもの数が、今年の発表には含まれていないようですね。
30年前からわかっていたけれども、有効な対策を打ち出せていないという少子高齢化社会への対策。今は、東日本大震災への対処が最優先だとは思いますが、忘れないでおいてほしいな。すべての人に一つの対策でうまくいくなんてことはないと思うので、個々の事情にあわせられるように、幅を持たせてほしいな。
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