放課後児童クラブ、2011年度に719カ所増設に
厚生労働省は、2011年度に、放課後児童クラブを719カ所増設するそうです。日本経済新聞の記事によれば、「保育所に通っていた子どもが就学後も保育を受けることができるようにする」とのこと。また、「閉園時間を7時に延ばす」のだそうです。これが実現されたら、「小1の壁」が、今よりも低く薄くなるかも。
放課後児童クラブ増設 厚労省719カ所
厚生労働省は2011年度に、小学校低学年の子どもが遊ぶ放課後児童クラブを719カ所増やす。5歳まで保育所に通っていた子どもが就学後も保育を受けることができるようにする。夜6時が多い閉園時間を7時に延ばすことで利便性も高める。保育所に比べて手薄な小学1年生以降の子育て施設を拡充することで、子どもを持つ女性が働きやすい環境を整える。
引用元: 日本経済新聞朝刊5面(2011年01月28日)
厚生労働省が2010年10月に発表した「平成22年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」によれば、小学生が利用する放課後児童クラブ(学童保育)の待機児童数は、3年連続で減少しているのだそうです。放課後の児童の行き場所が増えたためとのこと。
以下のオレンジ色の棒グラフが、放課後児童クラブ数の推移を表したもの。右上がり。なるほど、年々増えてきていることがわかりますね。
先日、2011年度の学童保育の入所申請書を提出しました。来年度も入所できるといいな。新1年生よりも入所要件が低くなるわけですから、昨年よりも入所できない危険性は高いわけで。。。 入所できなかったとしたら? 考えないとですね。調べておこうと思います。
関連情報へのリンク
- 政府広報オンライン:放課後子ども教室・放課後児童クラブ
放課後子ども教室と放課後児童クラブの違いがわかります。 - 文部科学省:放課後子どもプラン
- 厚生労働省:平成22年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(5月1日現在)(2010年10月22日)
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