子育てへの不安感や否定的な感情が、母親の就業状況によって異なるらしい件
「第4回 幼児の生活アンケート」が、ベネッセ次世代育成研究所のWebサイトに掲載されています。この調査は、「乳幼児の生活の様子、保護者の子育てに関する意識と実態」を調べることを目的に、1995年から5年ごとに行われてきているそうです。
今回、公開されたのは速報版。一通り読んでみたのですが、私が一番気になったのは、母親の子育て意識に関する変化です。
見出し部分の文章によれば、「子育てへの不安感や否定的な感情は、5年前に比べて減少傾向」にあるとのこと。おぉ、そうなんだ、よくなってきているのかな、と思って読み進めていったのですが、「母親の就業状況別でみると、常勤者では増加、専業主婦では減少傾向にある」との記述を発見。ムムム、そうなんですか???
グラフを見てみました。左側が常勤者。右側が専業主婦。
ホントだ。常勤者の方を見てみると、5年前の前回調査結果よりも、2010年の今回調査結果の方が、高い数値になっています。ピックアップされている5項目すべてについて、これが言えるとのこと。
就業状況によって差があることはグラフからわかりましたが、これって何故なんでしょうね。公開されている内容からはこれ以上のことか分からなかったのですが、気になりました。
※グラフの出典:「第4回 幼児の生活アンケート - ベネッセ次世代育成研究所」速報版
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