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2010年9月20日

シャガール展に行ってきました

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シャガール展に行ってきました。音声ガイドのおかげで、不思議な絵だな、という感想だけで、終わることなく、シャガールの独創的な作品を楽しむことができました。

「シャガール
  -ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展

  オフィシャルHP http://marc-chagall.jp/

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会場は、東京藝術大学大学美術館。門を入ると、正面に大きな看板がありました。シャガールの「ロシアとロバとその他のものに」という作品なんだとか。この看板をバックに写真を撮る人が、絶えませんでした。しばらく、外で、この看板を鑑賞した後、チケット売り場へ。

◆スペシャルプログラムを選択

音声ガイド(500円)を借りることにしました。料金は同じなのですが、「一般プログラム(約30分)」と「DAIGOスペシャルプログラム(約35分)」の二つがあるとのこと。スタッフのお姉さんの説明によれば、「DAIGOスペシャルプログラム」の方は、一般プログラムに加えて、DAIGOさんが、用語を分かりやすく説明しているのだとか。素人にはありがたいなと考え、「DAIGOスペシャルプログラム」の方を選びました。

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「フォーブ」は“野獣”という意味。「ネオ」は“新しい”、「プリミティブ」は“素朴な”という意味。というように、普通のナレーションの合間に、DAIGOさんのコメント、DAIGO's checkが入っていました。DAIGO's surprise、DAIGO's favoriteっていうものありました。DAIGOさんの率直なコメントの方が、アナウンサーのナレーションよりも、自分の気持ちに近くって、記憶に残った気がしています。アクセントになっていて、よかったかも。

◆割引券

今回は、アスパラクラブ会員専用割引券を使いました。この割引券は、一般:当日1,500円が1,400円に、高校・大学生:当日1,000円→900円に、割引きになります。アスパラ会員向け。

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◆感想

シャガールの幻想的で鮮やかな作品たちは、独創的で好きだけれど、何が描かれているのか、なぜ描かれているのか、まったく理解できていませんでした。ですので、鑑賞を楽しめたのは、音声ガイドがあったからかも。

例えば、大きな看板に使われていた「ロシアとロバとその他のものに」という作品には、頭が胴体から離れた人が描かれています。音声ガイドによれば、シャガールの故郷ロシアでは、夢想にふけることを「頭が飛び立っている」と表現するので、それに基づいて描かれているとのこと。なるほど。

展示室の色づかいもよかったなぁ。展示室の壁の前に、重ね合わせるように、もう一枚、壁が設けられている部分がありました。その壁の色は、黄色だったり、緑色だったり。そして、展示室の中央には、赤色のソファーが置かれていて。その彩りも、シャガール展と調和しているようでした。

私がシャガール展に行ったのは、連休の中日。それもあってか、子ども連れが多かったように思います。小学生以下の子どもは結構見かけましたが、中学生・高校生くらいの年齢の子は、少なかったかも。親に連れられて来た、という子どもが多かったんじゃないかと思います。ベビーカーで展示会場を回っていた方もいらっしゃいました。

鑑賞に行く際には、上着を何か、持って行った方がいいかもしれません。私のシャガール展滞在時間は1時間半くらいでしたが、後半はかなり冷えて、途中、3階の「日曜日」の展示付近で、カーディガンをはおりました。会場内の案内によれば、展示温度の基準があるのだそうで、それに従っているため、ということなのだそうです。なるほど、納得。

◆上野の森を散策

シャガール展を後にして、上野駅方向に向かいます。

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心地よい風の中を、駅まで散歩。

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空のキャンバスには、独創的なタッチで描かれた雲が広がっていました。

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     ◇     ◇     ◇

駅に向かう途中、「似顔絵のモデルになっていただけませんか」って、美術サークルのお姉さんに、声をかけられました。む、む、無理です、私。。。恥ずかしいですもの。。。というわけでお断りしてしまいました。お姉さん、ゴメンナサイ。

電車に乗ってからもずっとずっとドキドキしていたのですが、そのドキドキが落ち着くころには、写真でなくて、絵で残すのもいいかな、って、別の価値観を持てたように感じています。

芸術の秋。時間をつくって、あちこち出かけてみたいと思います。

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