ワーク・ライフ・バランス実現のための新「憲章」「行動指針」
ワーク・ライフ・バランス実現のための新「憲章」「行動指針」が、内閣府のWebサイトに掲載されています。新「憲章」「行動指針」が策定されたのは6月29日。政労使トップによる新たな合意として、結ばれたのだとか。
では、何が変わったのでしょうか?
◆何が変わったのか
新旧を比較してみれそうなのは、以下の二つ。
新旧対照表(「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」、「仕事と生活の調和推進のための行動指針」)(PDFファイル)
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」(平成22年6月29日決定)(概要) (PDFファイル)
仕事と生活の調和の実現に向けて一層積極的に取り組む決意を表明したとのこと。施策の進捗や経済情勢の変化を踏まえ、「憲章」「行動指針」(平成19年12月策定)に新たな視点や取組を盛り込んだのだそうです。
例えば、新「憲章」では、
- 「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」の実現
- 「新しい公共」への参加機会拡大等による地域社会の活性化
といった部分が変更されています。
◆数値目標
確認してみたところ、数値目標も、旧「憲章」「行動指針」では、2017年の目標値が書かれていたのですが、新「憲章」「行動指針」では、2020年の目標値が書かれています。四つピックアップしてみましたが、新旧で変化があるものとないものとが存在しているようです。
- 第1子出産前後の女性の継続就業
旧) 現状:38.0%→5年後:45%→10年後:55%
新) 現状:38.0%→10年後:55% - 6歳未満の子どもをもつ男性の育児・家事関連時間(1日当たり)
旧) 現状:60分→5年後:1時間45分→10年後:2時間30分
新) 現状:60分→10年後:2時間30分 - 男性の育児休業取得率
旧) 現状:0.50%→5年後: 5%→10年後:10%
新) 現状:1.23%→10年後:13% - 年次有給休暇取得率
旧) 現状:46.6%→5年後:60%→10年後:完全取得
新) 現状:47.4%→10年後:70%
気になる方は、たどってみてくださいね。
関連情報へのリンク
- 内閣府:仕事と生活の調和推進(ワーク・ライフ・バランス)ホームページ
・ 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章
・ 仕事と生活の調和推進のための行動指針
・ 数値目標(PDFファイル)
直近の値と2020年の目標値が書かれています。
このブログの関連記事
- 「ワークライフバランス憲章」(最終案)(2007年12月07日)
旧「憲章」や旧「数値目標」について、触れています。
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