映画「パコと魔法の絵本」を観ました
映画館で観たのは予告編だけ。地上波初登場のときに録画して、そのままになっていた映画「パコと魔法の絵本」を、やっと観ることができました。
この映画、映画館で観なくてよかったなぁ。相当、私、泣いていたに違いないから。子どもは笑って、大人は泣ける映画だときいていたけれど、それは本当でした。
★以下の記事は、ネタバレの内容を含みます。これからご覧になる予定の方は、ご注意ください。
遅ればせながら観た「パコと魔法の絵本」は、最初から最後まで、子どもと一緒に楽しめました。メッセージが揺るぐことなく、一貫しているのがいいな。主題が、直に、そして、アレンジされて繰り返される、音楽を聴いているかのようでした。
阿部サダヲさんの演技が素晴らしいです!「舞妓Haaaan!!!」のときもスゴかったけれど、「パコと魔法の絵本」でもスゴかったなぁ。感服でした。楽しかったなぁ。こういう感じって、最初に竹中直人さんを見たときのインパクトに似ているかも(^^; 癖になりそうなw
バラバラなストーリーがいくつも流れているのに、子どもが観ていても惑わない。脱線しているように見えても、流れは外れないし、主張もぶれない。それがいいなと、私は思いました。
「見え透いたストーリーじゃないか!」とか思っていた人も、大貫を、自分にプロットしてみて、考えたりするかも。「自分に当てはめてみたらどうだろう?」「もしかしたら、大貫と同じことを、自分もしてきているんじゃないか」「そういえば、自分にも同じような部分がある」「どうしたらいいんだろう?」「今からでも、自分にも何かできることがあるんじゃないか」「何かできるかもしれない」と、いうように。
蜷川実花さんの写真のように、鮮やかな色使いの映画でした。まるで、映画も絵本みたい。
「パコと魔法の絵本」、面白かったです。
また、観たいな。また、泣いちゃうと思うけれど。
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