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2010年2月26日

「子宮頸がん予防ワクチン」、大田原市が小6対象に全額公費負担

昨年10月に承認された「子宮頸がん予防ワクチン」。栃木県大田原市では、来年度から小学6年生の女子全員に、全額公費負担で接種することを決めたのだそうです。

 若年層の罹患が増加傾向にある子宮頸がんを防ごうと大田原市は新年度から、市内の小学6年生の女子全員に、「子宮頸がん予防ワクチン」を全額公費負担で接種することを決めた。子宮頸がんの原因ウイルスに対する抗体を作り、がん発症数の約7割を抑えることができるという。昨年10月に厚生労働省がワクチンを承認したばかりで、同市の全額公費負担は全国でも先駆的取り組みとなる。
引用元: 小6女子対象に「子宮頸がん予防ワクチン」全額公費負担 大田原市が新年度から |下野新聞「SOON」(2010年02月02日)

イザ!によれば、子宮頸がん予防ワクチンは、「12歳の女児全員が接種すれば、頸がんにかかる人を73・1%減らせる。死亡者も73・2%減ると推計される。」のだとか。また、多くの国では12歳を中心に9~14歳で接種が開始され、学校や医療機関で接種が行われている」のだそうです。日本は遅れているのかな。

「子宮頸がん予防ワクチン」が承認されたのは、昨年の10月のこと。3回の接種が必要。11~14歳の接種が効果的。費用は、全額自己負担だと3~4万円必要とされています。子宮頸がんは、予防できる唯一のがんなのだとか。ワクチン接種の対象年齢を過ぎている人は、早期発見のためにやっぱり検診に行かなくちゃ、ですが、娘たちの時代は、全額公費負担でなくてもいいけれど、普通に接種する予防接種の一つになってほしいなと思います。

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