「自民党が少子化を加速させた」「支える人に報われるオプションを」
野田聖子衆院議員へのインタビュー記事が、日経ビジネスオンラインに掲載されています。『自民党が少子化を加速させた』という記事のタイトルもインパクトがありましたが、記事の中に書かれている、『自民党の根本思想は、「(少子化は)女性のせいだ」というものです。』という文章も、インパクトがありました。
自民党が少子化を加速させた
子ども倍増計画 - 日経ビジネスオンライン
(2010年02月15日)
そうだったんだ。。。
自民党が与党のままだったら少子化対策は破綻していたから、民主党のお手並み拝見です。本気で少子化対策をするには自民党は本当に邪魔な政党でした(笑)。自民党の根本思想は、「(少子化は)女性のせいだ」というものです。
引用元: 自民党が少子化を加速させた - 日経ビジネスオンライン(2010年02月15日)
拍手を送りたい気持ちになったのは、『支える人に報われるオプションを』の部分。私もそう思います。
現場レベルの意識改革も必要です。いざお腹が大きくなって休めるようになっても、現場では独身の女性に負担がかかり、軋轢が生まれる。それは上司や経営者の責任です。負担を引き受ける社員にはボーナスを与えるなど、何らかの手当てをしなければいけません。
「職場で支えよう」ときれいごとを言い、午後3時で帰宅する人の後始末を独身の女性が引き受け、何も見返りがない。日本の経営者は9割以上が男性なので、この心境を想像できない。後始末を引き受ける人が、ラッキーだと思うオプションをつけなければいけません。
今はそうなっていないから、子育てしていない人は納得できないでしょうし、子育てしている人は、子育てしているのが悪いことのように、職場で感じてしまうことがあるのだと思います。
「もう帰っちゃうんですか?」
「保育園?」「家族看護?」
「ふざけないでください」
って、言われる方も、言う方も、割り切れない思いがあると思う。
子育てする人向けの制度やサービスを整えるのと一緒に、周囲で支える人が報われるオプションも揃えてほしいな。
野田聖子衆院議員へのインタビュー記事は、5ページとちょっと長いですが、興味のある方は日経ビジネスオンラインにアクセスしてみてくださいね。
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コメント
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こんにちは。ご無沙汰しています。
紹介された記事、読みました。
少子化は女性のせいだ、というのに、かなり衝撃を受けました。
こちらアメリカに来て思うのが、日本では子供3人という家庭が珍しいなぁと思っていましたが、こちらでは結構普通。
家も広いし、車も大きい。
大学だって、奨学金制度が充実しています。幼稚園や保育園は多少高いですが、企業内での託児所も充実しているそうですし。
これなら、子供も多いわけだよ、と、内心思ってる今日この頃です。
投稿: uekyon | 2010年2月20日 03時02分
★uekyonさん
アメリカで子育てしてみて感じたこと、お知らせくださってありがとうございます。なるほど、産み育てる環境が充実しているようですね。
少子化は女性のせいだって、インパクトのある発言だと思います。野田さんと同様に、民主党のお手並み拝見させていただいています。
コメント、ありがとうございました。
投稿: windy | 2010年2月22日 00時08分