「陰山英男のHAPPY手帳2010」をチェック!
「陰山英男のHAPPY手帳2010」を、チェックさせていただきました。
「陰山英男のHAPPY手帳」は、小学生のお子様を持つ保護者向けの手帳だと思います。2009年版と2010年版で、あちこち、ちょっとずつ違いがあるようです。その違いを中心に紹介させていただきますね。
◆スケジュールを記入するためのページ
見開き1か月の月間スケジュールページに続いて、見開き1週間の週間スケジュールページが続きます。2009年10月から2011年3月までのページが用意されているので、今購入しても、すぐに使えちゃいます。1年5カ月分のページを含んでいるせいか、持ってみると、ちょっと厚い感じがします。
週間スケジュールは、ページの上から下に向かって時間軸が設けられている縦型(バーティカルタイプ)です。7時から24時まで記入できます。2009年版では4時から26時まで記入欄があったので、あまり使わない時間帯が削られた感じですが、十分だと思います。
下四分の一くらいは、方眼のメモ欄。日ごとではなくて、一週間通して使えるようになっています。見開き右ページの右上には、一週間ごとのToDoを書ける欄が用意されています。
日付部分には、六曜と月の満ち欠けのマークがあります。新月の日にお願い事しようと考えている人にも役立つかも。
2009年版では各月の最後のページに月間家計収支ページがありましたが、2010年版では週間スケジュールページの一番右側に書けるようになっています。
◆全体的に女性向き
「陰山手帳」はどちらかというと男性向きですが、「陰山英男のHAPPY手帳」はどちらかというと女性向きです。
HAPPY手帳はB6サイズ。陰山手帳よりも一回り小さく、バッグに収まりやすく出来ています。透明なビニールカバー付き。手帳全体に、やわらかなイメージがあります。
HAPPY手帳の表紙は着せ替え可能。4バージョンの表紙を、インターネットからダウンロードできます。A4用紙に印刷し、ビニールカバーの中の表紙を取り替えて使うのだそうです。以下のURLからダウンロードできます。
陰山英男のHAPPY手帳2010 - 表紙別バージョンをダウンロード - 主婦と生活社
◆巻末の付録は三つのチェックリスト
2010年版の巻末の付録は、2009年版付録とは、ガラリと変わっています。
2009年版のHAPPY手帳には、巻末に「小学校の学習指導要領」が載っていました。しかしながら、2010年版には載っていません。その代わり(?)に掲載されているのが、以下の三つのチェックリストです。
- 漢字チェックリスト
- 計算チェックリスト
- 読書チェックリスト
え?! 学習指導要領、なくなっちゃったの?! ちょっとショックでした。。。今度の4月、娘が小学校に入学するので、学習指導要領がコンパクトに付いている手帳もいいかなぁ、と考えていたからです。
でも。 学年別の漢字チェックリストを見ているうちに、こっちの方がいいのかもしれないって気持ちになりました。なぜなら、「これ読める?」「これ書ける?」って、保護者が子どもに直接確認できる漢字チェックリストの方が、実用的だと思ったから。
計算チェックリストは、余りのある割り算のページと、百マス計算のページがあります。百マス計算のページは1ページだけです。
読書チェックリストには、学年別の書籍リストが載っています。「葉っぱのフレディ」「100万回生きたねこ」「わすれられないおくりもの」「十歳のきみへ―九十五歳のわたしから」「星の王子さま」「モモ」など、良書がリストアップされていました。
◆まとめ
上記のような感じの手帳でしたので、「陰山英男のHAPPY手帳2010」は、小学生のお子様を持つ保護者、特に、母親に一番フィットする手帳だと思います。それ以外の方は、スケジュール帳として使うだけならOKだと思います。
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関連情報へのリンク
- 陰山英男 Official Web Site
- ダイヤモンド・オンライン: 陰山 英男|和田裕美
カリスマに聞く!結果を出す仕事術・手帳術
(2007年10月09日)
・ いい仕事をするのに一番大切なのは 時間のマネジメントだ
・ 世界No.2セールスウーマン和田裕美が教える手帳と時間の使い方
◇ ◇ ◇
子どもに勧めたい本(再掲)
100万回生きたねこ
佐野 洋子
講談社 1977-01
いい絵本ということでアチコチで紹介されていたので、逆に距離をおいてしまっていました。自分の子どものために購入。親になってから、初めて読みました。
子供には子供への、大人には大人へのメッセージを与えてくれる、いい絵本だと思います。この物語は、輪廻転生的にいいところをついているようにも思いました。
モモ
ミヒャエル・エンデ著・絵
大島かおり訳
岩波書店 2005-06-16
私はこのストーリーを学生時代に映画で見ました。振り返ってみると、子どもよりも大人が読んだ方がいい本かもしれないなと思います。時間の大切さ、時間の使い方を考えさせられる物語です。
わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ著
小川 仁央訳
評論社 1986-10
この本も母親になってから読みました。小学校の教科書にも採用されています。
この本との出会いは銀行で待っているとき。その出会いは、その日の晩、私に不思議な出来事を運んできてくれました。そのちょっと不思議な体験談はこちらです。
十歳のきみへ―九十五歳のわたしから
日野原 重明
冨山房インターナショナル 2006-04
「命とは自分で使える時間」
聖路加国際病院理事長の日野原重明先生のお言葉です。 この言葉に、自分の生き方を考えさせられました。この言葉に、親として子どもたちに教えるべきことを、考えさせられました。子どもと一緒に読み、内容について親子で話しました。
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