平成21年度版「男女共同参画白書」
平成21年度版「男女共同参画白書」のHTMLファイル版が、先週、内閣府のWebサイトに掲載されました。PDFファイル版は5月に掲載されていたので、その時にざっと目を通していたのですが、再度読んでみました。
気になったグラフの一つを紹介します。以下は、男性がフルタイム労働の場合の、夫婦の家事分担の状況を表したグラフです。妻の雇用形態別に表されていて、上から、妻がフルタイム労働の場合、パートタイム労働の場合、専業主婦の場合になっています。
たとえば、夫婦ともにフルタイム労働の場合、家事は「妻が行う」割合は19.3%。「半分ずつ分担して行っている」割合は20.3%です。
出典: 平成21年度版「男女共同参画白書」全体版 HTMLファイル版
夫と妻が納得した上での分担率であるならば、別に問題はないのですが、実際のところはどうなのでしょうね。希望と現実の乖離も知りたいな。
このグラフで一番気になったのは、「手伝う」という表現。「手伝う」には、どちらか一方が主で、もう一方が従というニュアンスがあると思うので、この言葉に引っかかる人は、結構いるのではないでしょうか。どちらが主で、どちらが従でも、うまく分担できていれば構わないけれど。
共働きで、同じように仕事しているなら、家事・育児の分担は、フィフティ・フィフティが基本だと思う。
関連情報へのリンク
- 男女共同参画白書
- 男女共同参画の現状と施策 -
: 内閣府男女共同参画局
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