「10代からの子育てハッピーアドバイス」、再読
「10代からの子育てハッピーアドバイス」を、再度、読んでいます。子どもが10代に反抗するのは成長の証だといいます。わかっていても、日々、起こる出来事に対処していると、本当にこれでいいのかしらと不安になってしまうこともあります。めげそうになることも多々あって。。。で、ふと、明橋大二先生の著書「10代からの子育てハッピーアドバイス」を思い出しました。
「10代からの子育てハッピーアドバイス」発売されてすぐに購入して読みました。育児に関する本は乳幼児向けがほとんど。そんな中、反抗期の子どもへの対処が分かりやすく述べられており、貴重でありがたい本だと思っています。もちろん、本に書かれているように対処したとしても、本に書かれているようには解決できないことも多いと思いますけれど。
この本を読んでいるうちに、反抗期を過ごすのが辛いのは、保護者だけじゃなく、子どももなんだと、むしろ子どもの方なんだと、気づかされました。揺れるココロを抱えていた過去の自分を覚えているから、子どもにしっかりと向かわなければいけないのだと再認識しました。私の10代を見守ってくれた両親に感謝しつつ。
「10代からの子育てハッピーアドバイス」の冒頭には『10代の子どもに接する10カ条』が書かれています。この10カ条に書かれているような事柄を、常に意識しておこうと、気持ちを新たにしました。
『10代の子どもに接する10カ条』
- 子どもを大人の力で変えようという思いは捨てて、肩の力を抜こう。
- 「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう。
- 今、現にある子どものよさ、子どもなりのがんばりを認めよう。
- 子どもへの、指示、命令、干渉をやめよう。
- 子どもから、話をしてきたときは、忙しくても、しっかり聞こう。
- 子どもとの約束は守ろう。
- 子どもに本当に悪いことをしたときは、素直に謝ろう。
- 威嚇や暴言、体罰で、子どもを動かそうという思いを捨てよう。
- 本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意しよう。
- 子どもに、なるべく、「ありがとう」と言おう。
引用元: 「10代からの子育てハッピーアドバイス」
明橋大二著、1万年堂出版、P.16,17
一番大きな課題は、『10代の子どもに接する10カ条』に書かれているような事柄を、子育てにかかわる大人の家族全員に理解してもらうこと、そして実践してもらうことです。これをできていないのは、母親の責任ですね。。。
他人の考えや行動を変えさせるのは難しいですよね。。。どうやったら、意識してもらえるんだろう?どうしたら、実践してもらえるんだろう?自分自身が実践することもなかなか難しかったりするので、まずは自分自身が実践すること、それを継続することから着手かなぁ。
進むべき道を確認するためのガイドブックとして、「10代からの子育てハッピーアドバイス」のような本があると助かります。そのことを、身をもって感じました。
ところで。
育児に関する本は乳幼児向けがほとんどと書きましたが、会社の制度もしかり。特に、中学生以上の子どもについての制度はあまりないのでしょうか。
イー・ウーマンには、親として要だと思ったときに子供のそばにいることが出来る「親業休暇」があるのだとか。この休暇、うちの会社にもあったらいいな。有給休暇を、親業休暇として使えばいいだけなのですけれどね(^^; 大切なのは会社の制度があるかとか使えるとかじゃなくて、保護者の気持ち。保護者の姿勢。
P.S.
親がきちんとしすぎるのもよくないかなぁと思っています。
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