絵本の原画展~紅逢黒逢の刻~
「紅逢黒逢の刻」は、“あこうくろうのとき”と読むのだそうです。黄昏時、トワイライトタイムを指す言葉なのだとか。赤と黒が逢うとき。赤が昼で、黒が夜。赤が女性で、黒が男性かな。「紅逢黒逢の刻」という言葉は、版画家の名嘉睦稔さんの絵本でしか見たことがないのですが、素敵な表現の言葉だなと惹かれました。
出張を終えて、帰宅する途中の時間を使って、ボクネンズアート東京で開催中の「絵本の原画展~紅逢黒逢の刻~」に立ち寄ってみました。
名嘉睦稔さんの版画絵本「紅逢黒逢の刻」は、「人魚夜話」と「蜘蛛の精」の二冊から成ります。どちらも独立したストーリーなので、一冊ずつでも読めます。私が行った時は原画展の第二部「蜘蛛の精」の展示期間中でした。スタッフのさおりさんが、絵本「蜘蛛の精」のサンプルを持って来てくださったので、読ませていただきました。

絵本「蜘蛛の精」は、蜘蛛の化身と恋をした島娘の話。黄昏時、紅逢黒逢の刻という、特別で不思議な時間帯にだったら、そういうこともあるのかもしれないな。というお話でした。
絵本の原画展は、第一部、第二部とも好評だったとのこと。急遽、セレクション展が開催されることになったそうです。私は青のイメージの作品の方が好きなので、セレクション展で、見逃してしまった第一部「人魚夜話」の作品が観れる(かもしれない^^;)のはうれしい限りです。絵本の原画展の情報は、オフィシャルサイトで確認してくださいね。
◆最終章 紅逢黒逢の刻 セレクション展
BOKUNEN.COM 名嘉睦稔オフィシャルサイト
会期: 2009年06月28日(日)~07月04日(土)
OPEN 11:00~19:00
会場: ボクネンズアート東京
http://www.bokunen.com/mt/archives/2009/06/post_409.php
この日は、スタッフのさきさんにもお会いすることができました。滞在時間5分とかってこともありましたので、久しぶりにゆっくりと過ごさせていただきました。今回もまた、ボクネンズアート東京は、流れる音楽も、香りも、とっても癒しな空間でした
※写真の撮影許可を頂いています。
自分が元気になれる場所を、一つでも持っていると強いかも。
◇ ◇ ◇
トワイライトタイムって大好き。
昼の青から、夕暮れ色に、そして夜の色へと、
移りゆく空の色をずっと眺めていれたらいいな。
絵本の情報
〈第1話〉人魚夜話![]() |
〈第2話〉蜘蛛の精![]() |
BOKUNEN.COMのオンラインショップでも購入できます。
→ http://www.bokunen.com/onlineshop/book/akoukurou/
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紅逢黒逢の刻〈第1話〉人魚夜話―ボクネン版画絵本 [続きを読む]
こんにちは、素敵なブログ記事をありがとうございます。
セレクション展ではまさに紅逢黒逢の世界が広がっています。
またお時間ございましたらゆっくりお立ち寄りください。
投稿: saori | 2009年6月29日 13時49分
windyさん
わたしもお会いすることができとても嬉しかったです。
「滞在時間5分の日」のことも、しっかり覚えています。
どうぞまたゆっくりいらしてください。
心よりお待ちしています。
投稿: saki | 2009年6月29日 17時55分
★saoriさん
コメント、ありがとうございました!
先日うかがって以来、トワイライトタイムになると、「紅逢黒逢の刻」のことを思い出します。時間を見つけて、またうかがいたいと思います。セレクション展には行けないので残念なのですが。
投稿: windy | 2009年7月 4日 08時14分
★sakiさん
コメント、ありがとうございました。そういえば「月の神様と太陽の神様」を見に行かせていただいたときも、滞在時間5分以下でした~ いつも慌ただしくて済みません(^^; 駅から近い場所にギャラリーがあってくれて、いいなって思います。
時間を作って、またうかがいますね。
投稿: windy | 2009年7月 4日 08時46分