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2009年5月12日

赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」、運用開始から2年

熊本市の慈恵病院が、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」の運用をスタートしてから、2年が経過しました。引用元のasahi.comの記事によれば、「こうのとりのゆりかご」への相談で、預けることを思いとどまった方もいらっしゃるそうです。また、特別養子縁組された赤ちゃんは、2008年度は26人だったとか。私が考えていたよりも多い人数でした。

相談がつなぐ命も 赤ちゃんポスト2年
 熊本市の慈恵病院が、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる施設「赤ちゃんポスト」を「こうのとりのゆりかご」の名前で運用を始めて10日で2年。「ゆりかご」に預けられる子どもはなくなってはいないが、病院への相談をきっかけに新たな両親に引き取られた子も1年で30人近くに上る。
引用元: asahi.com-マイタウン熊本(2009年05月11日)

「こうのとりのゆりかご」のような相談窓口の存在は、深刻な悩みを抱える女性には頼れる場所になると思います。ですので、赤ちゃんを守るため、辛い母親を助けるためであれば、私は赤ちゃんポストは存在してもいいのではないかと考えています。

◆24時間 無料電話相談

「こうのとりのゆりかご」が設置されている、慈恵病院(熊本市)のWebサイトのトップページには、24時間受け付けてくれる無料電話相談の情報が載っています。

熊本市 慈恵病院
 SOS 24時間 無料電話相談
 赤ちゃんとお母さんの相談窓口

  フリーダイヤル: 0120-783-449

◆「こうのとりのゆりかご」とは

私たちの「こうのとりのゆりかご」は、正しくは「新生児相談室」という相談業務が本来の業務です。
つまり、妊娠、出産、育児などについてのさまざまな悩みを抱えるお母さんや、その周りの方々の悩み事を聞き、一緒になって考え、そして解決しようというのがこの業務の本来の目的です。

したがって、私たちが、「こうのとりのゆりかご」に赤ちゃんを預かるということは、悩みに悩みぬいたお母さんが、最終手段として「自分が産んだ赤ちゃんの尊い命は救われる」というお母さんの切ない気持ちの現れだと思っています。
引用元: こうのとりのゆりかご | 慈恵病院

慈恵病院のWebサイトでは、「ゆりかご」の設備や、相談業務のフローチャートや、「ゆりかご」に預けられた後の慈恵病院内の流れなどを知ることができます。

2-3. ゆりかごの設備
2-4. ゆりかごのシステムについて(フローチャート)

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コメント

「赤ちゃんポスト」に対しては、賛否両論があるようですが、私は反対ですね。
第一、「生まれたての我が子を捨てる」という行為自体が、「残酷」以外の何物でもありませんから。

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