出来事を年表っぽく表示してくれる検索サイト「あしたね年表」
小中学生向け学習サイト「あしたね」に、「あしたね年表」というコンテンツが登場しました。この「あしたね年表」は、歴史上の人物、モノ、地名などに関する検索結果を、年表っぽく、時系列で表示してくれます。これは小中学生の調べ学習に便利かも。さっそく使ってみました。
◆年表を見てみる
「あしたね年表」のトップページは以下のとおり。「注目の年表」として、織田信長と並んで、直江兼続が表示されています。NHK大河ドラマ「天地人」効果がここにも表れているようですね。
直江兼続に関する検索結果を見てみました。インターネット上にある情報を検索し、その結果が年表風に時系列でまとめられています。「出来事」がわかりやすいなぁ、というのが第一印象。年表の中にあるリンクをたどって、詳細な情報を参照することができるようです。
検索エンジンには、京都大学が開発した「年表型検索エンジン」が使われているのだとか。
◆年表を比べてみる
「あしたね年表」の他の機能には、年表を比べる機能があります。それって、面白そうではないですか。武田信玄と上杉謙信で試してみました。
結果は以下のとおり。川中島の戦いで、戦っているはずだから、1561年付近を見てみると、そんな感じの検索結果が並んでいました。歴史の自由研究が、あっという間に完成しちゃいそうな雰囲気です。
◆感想
検索結果の年表の横に、学校で使っている年表が一緒に表示されると、もっといいのではないかと思いました。なぜならば、「あしたね年表」の年表に表示されるのは、あくまでも、インターネット上の情報を検索した結果だから。インターネット上の情報がすべて正しいわけではないので。
全体的な感想としては、はじめにも書きましたが、小中学生の調べ学習に、とっても役立つのではないかと思います。ブックマークしておいてもいいかも。
ちょっと気になったのは、検索対象のWebサイト。市役所、学校、資料館、図書館などとは違うWebサイトも、検索結果には含まれているようでした。どのように選定しているのでしょうね。教師向けページにも書かれていなかったので、詳細は不明です。
「あしたね」は、小中学校で使われているWebサイトだそうです。2009年3月時点の利用者は全国で300校、約3万人が使っているのだとか。今回は、4月16日に公開された新コンテンツ「あしたね年表」を紹介させていただきましたが、職業調べに使える「あしたね仕事人」もよさそう。ちょっと眺めてみましたが、充実しているっぽい感じでした。息子が通っている学校では、「あしたね」は使っていないようです。自宅からもアクセスできるので、次は、こちらを見てみようかな。
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