保護者が知らない、子どもの携帯電話利用実態
先月末、文部科学省のWebサイトに「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果が掲載されました。子どもがどんなふうにケータイを使っているのか、その実態を保護者はきちんと理解できていないだろうなとは感じていましたが、そのギャップは予想以上かも。
高校2年生に対する調査結果を見て、私が感じたことは、以下の3点です。
- メールしたり音楽をダウンロードしたりするだけじゃなくて、いろんな目的にケータイを使っていること。
- パソコンからではなく、ケータイからインターネットにアクセスしている割合が高いこと。
- 特に、プロフ関連の調査結果が、保護者の認識と子どもの実態のギャップが大きいこと。
学生さんたちのインターネットといえば、ケータイからアクセスするイメージだと聞いたことがありますが、ここまでケータイしているとは。
ちなみに、主にケータイ電話でアクセスしていると回答した割合は、以下のとおり。保護者と子どもの差は顕著です。
利用目的 | 高校 2年生 |
保護者 |
他人のプロフやブログなどを見る | 63.3% | 38.2% |
他人のプロフやブログなどに書き込みをする | 52.6% | 23.6% |
自分のプロフを公開する | 40.1% | 13.7% |
自分のブログを公開する | 35.5% | 14.7% |
関連情報へのリンク
- 内閣府 - インターネット青少年有害情報対策ページ
- 内閣官房 - インターネット上の違法・有害情報対策
- 財団法人インターネット協会
- 文部科学省
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