日本脳炎の新ワクチン承認、定期接種の再開検討へ
日本脳炎、新ワクチン承認 定期接種の再開検討へ
副作用の報告を受け、4年前から子どもへの定期予防接種が事実上中断している日本脳炎ワクチンについて、厚生労働省は23日、阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)が開発した新ワクチンの製造販売を承認した。5月には供給可能になる見通し。
承認を受け同省は定期接種の再開を目指す方針だが、当初は供給不足が見込まれるなど課題が多いため、接種対象や優先順位の検討を進める。
引用元: 47NEWS【共同通信】(2009年02月23日)
2005年5月に、現行の日本脳炎ワクチンの使用と、ADEM(急性散在性脳脊髄炎)発症の因果関係を、厚生労働省が認定しました。これを受けて、日本脳炎ワクチン接種の積極的推奨を差し控える措置がとられ、私の住んでいる市でも、「日本脳炎ワクチン接種の見合わせに関するお知らせ」が出されました。あれからもう4年近くがが経ってしまったのですね。
2006年秋、3歳児検診のときに、日本脳炎の予防接種の再開見込みについて保健婦さんに教えていただいた内容は以下のとおりでした。
- 東南アジア諸国など、日本脳炎の流行地域に旅行する場合には、現行の日本脳炎ワクチンを接種したほうがいいかもしれない。その場合には、医療機関に相談してみて、その結果で判断してほしい。
- 東南アジア諸国など、日本脳炎の流行地域に旅行するのでなければ、現行の日本脳炎ワクチンの接種は、積極的には勧めていない。
- 新ワクチンの安全性が確認されたら、何らかの方法で対象者には通知する。市の広報に載せるか、Webサイトに載せるか、個別に郵送して通知するなど、通知方法は決まってはいない。
我が家では、娘だけ、日本脳炎の予防接種を受けていない状態です。自分で情報収集しつつ、市役所からの通知を待ちたいと思います。
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