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2008年12月14日

「子育てで残業免除」はうれしくない!

子育てしている人を対象とした制度があっても使えない現状。制度を使えば周囲の不公平感が強まり、より働きにくくなる。だから制度を使わない。少子高齢化対策・子育て支援策ということで、制度やサービスが追加されたり強化されたりしているけれど、「これはうれしい!」「助かるなぁ」と感じるものがどれだけあるんだろう。

厚労省、「子育てで残業免除」を正式提示(NIKKEI NET)」という育児・介護休業法改正の原案に関するニュースが先月末流れたけれど、子育てしている人だけを対象とした内容。制度はあっても使えない現状を解決してくれる内容ではなかったから、ガッカリして読み流してしまいました。

このガッカリのポイントを押え、しっかりと表現してくださったのが、ワイズスタッフ代表取締役の田澤由利さん。以下の記事は、子育てしている人にも、子育てしていない人にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。

逆差別ではないのか、「子育てで残業免除」
  働く女性のリアルリポート
  - NBonline(日経ビジネス オンライン)

 国が目指す「仕事と家庭の両立支援」を実現するには、「少子化対策」「ワークライフバランスの向上」「中小企業支援」「地域活性化」と縦割り行政の中でバラバラに実施するのではなく、マクロの視点からとらえ、全体のバランスを考えた施策を実施する必要があるのではないでしょうか。そのためにも政府の検討会議では、もっと「現場の生の声」を反映していくことが重要ではないかと考えます。
引用元: 逆差別ではないのか、「子育てで残業免除」 - NBonline(2008年12月08日)

田澤さんは、結婚・出産で退職を余儀なくされたという経験をお持ちとのこと。働き続けることができなかった女性の気持ちにも触れてくださっています。また、「働く女性の心構え」を記事の最後に記してくださっています。その内容に気持ちを新たにさせられました。

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