「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」の認知度は?
内閣府が今年6月に実施した「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する特別世論調査」の結果が、7月24日に公表されました。
内閣府 - 平成20年度特別世論調査
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する特別世論調査」公表資料(PDFファイル)
調査時期: 2008年06月12日~6月22日
調査対象: 全国20歳以上の者3,000人
調査方法: 調査員による個別面接聴取
回収結果: 1,839人(61.3%)
公開資料の中から、ワーク・ライフ・バランスの認知度に関する調査結果を紹介します。「名前も内容も知らない」と回答した方が約60%もいたとのこと。
Q1. あなたは,「仕事と生活の調和」すなわち「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をどの程度ご存じですか。
名前も内容も知っている(9.8%)
名前は聞いたことがあるが、
内容までは知らない(26.6%)
名前も内容も知らない(60.1%)
わからない(3.5%)
キーワードとしての「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の認知度アップも大切かもしれないけれど、ワーク・ライフ・バランスで目指すビジョンの社会への浸透度がアップしてくれたらいいな。バランスをどのあたりで取るのかは人それぞれかもしれないけれど、バランスとれている状態が、あるべき姿だと思うから。
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新聞、ニュースでこのデータを知り、認知度の低さと、内容まで知っている人が1割程度ということに、おどろいたのですが、主人いわく、「労働時間にふりまわされない、工場勤務とか、ルーチンの人も多いし、逆に、中小企業だと、とにかくこんなことを言っている間に働けといわれ、そんな事実も知らない人もいるのでは?」とのことでした。確かに地方都市に引っ越してみて、都心よりも時間に融通が利くことは実感ですし、パパ達の早い帰宅や、行事参加も多い事から、本当に生活にきゅうきゅうとしている人は、都心の一握りなのかも。。。とも思えるようになりました。ただ、だからといって、見過ごしていくわけにはいかないとおもいます。先日の記事に書いてくださっているような、「人生の主導権を握る事」が多くの人に実現することができるように祈っています。
投稿: ちゃい | 2008年7月26日 00時10分
★ちゃいさん
コメント、ありがとうございました!
ワークライフバランスというと、時間的なバランスをイメージする人は多いと思います。無理もないかも。
仕事・自分(健康・自己啓発)・人間関係(家族・友人)・社会貢献という4つの領域を人生の中に持つことがワークライフバランスでは重要であると、大沢教授はおっしゃっていましたね。この考え方の方が、しっくりくる気がしています。
投稿: windy | 2008年7月29日 22時27分