明治神宮で「命の森」展覧会を観てきました
明治神宮に出かけたのは、私が大好きな版画家 名嘉睦稔さんの展覧会「命の森」を観るため。明治神宮に行くのは、この日が初めてでした。
原宿駅の改札を出て、明治神宮に向かって歩き始めたら、雨が降り始めました。展覧会の会場である明治神宮文化館に到着する頃には、土砂降りの雨に!天気予報で夕立ちがあるとは聞いていたけれど、何もこんなにタイミング悪く降らなくたっていいのに。。。外国人観光客の団体さんと一緒に、屋根のある場所に駆け込みました。
展覧会の会場は建物の2階。
1階の受付の前で、赤色のゲートが迎えてくれました。
ボクネンさんの赤は、力強くって、訴えてきます。朱色よりもずっと情熱的だから、緋色に近い色かな。
サイン会に間に合っちゃいました。この日は、午前中から午後にかけて外せない用事がありました。ですので、間に合わないかと思っていたので、ボクネンさんにもお会いでき、ラッキーでした。TINGARAのhideoさんとtsugumiさんや、The Nature Sound Orchestraのジョー奥田さんも会場に来ていらっしゃいました。
ボクネンさんには「節気慈風」と「大礁円環」という畳12畳大の作品があります。今回の展覧会では、前半で「節気慈風」を、後半で「大礁円環」を観れます。
※この二つの作品は展覧会特設サイトでも観れます。特設サイトの画像の下にある「Click Me!」をクリックしてみてくださいね♪
私は「大礁円環」が好き。昨日までは「節気慈風」はあまり好きではありませんでした。しかしながら、展示室で実物を観たら、「節気慈風」も好きになりました!感動しました。画集に載っている「節気慈風」を見ても、Webサイトに載っている「節気慈風」を見てもココロにあまり響かなかったのに。
印刷やディスプレイで、赤色を表現することがは難しいとどこかで聞いたことがありましたが、「節気慈風」を見た私は、赤だけでなく、青も、黒でさえも表現できないことを実感したのでした。
本物以外の何物も、この色を表現できていないなぁ。
本物って凄いなぁ。
「節気慈風」の前には、うれしいことに、椅子が用意されています。この椅子に腰かけて、じっくりと作品を観ている方を何人もお見かけしました。私もその一人。とくに「節気慈風」に向かって右側のあたりが、私には心地よく感じました。自分でも不思議。
展示室には、TINGARAがこの展覧会のために作成した「命の森組曲」が流れていて、とても落ち着ける素敵な空間になっていました。「命の森組曲」は全曲試聴可能です。下記URLから聴いてみてくださいね。また展覧会会場でCDを予約すると、展覧会パンフレットが無料になるという特典があります。要チェックです。
- site TINGARA
TINGARAのオフィシャルサイトへのリンクです。
さて、この「命の森」の展覧会は、9月28日まで開催されています。前半と後半で展示作品が入れ替わりますので、ご注意を。詳しくは、「命の森」特設サイトをご覧くださいね。
◆ 名嘉睦稔木版画展 ~命の森~ 開催概要
会期: 7月12日(土)~9月28日(日)
第一部 / 陸の森 7月12日(土)~8月17日(日)
第二部 / 海の森 8月23日(土)~9月28日(日)
9:00〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
場所: 明治神宮文化館 宝物展示室
料金: 大人800円、大学生・高校生500円、
団体(20名以上)500円、中学生以下無料
主催: 名嘉睦稔展実行委員会
後援: 毎日新聞社 龍村仁事務所
協力: 明治神宮 環境省
協賛: 久米島の久米仙
お問い合わせ: ボクネンズアート東京
03-3517-2125
◇ ◇ ◇
展覧会会場を後にする頃には夕立ちもあがりました。
木々の合間から青空が。
本殿に向う道は、国際色豊かです。
明治神宮のおみくじは、大吉とか小吉とかが書かれているのではないのですね。「大神様のお諭し」が書かれていました。
「1日に3回、自分を省みましょう」とのこと。ココロの持ちようとして大切かも。意識して実践することにしてみようかな。
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早速のレポートありがとうございます!
夕立にあわれたんですね。
明治神宮で、しかもボクネンさんがいるときに夕立にあわれたとしたら、ラッキーなのかもしれませんよ。
寅さんによれば、ボクネンさんが呼んだかもしれない雷雨らしいですから(^^)
投稿: ざぶん | 2008年7月13日 22時59分
★ざぶんさん
コメント、ありがとうございました!
あまりにもタイミング良く(悪く)降り始めたので、ボクネンさんが連れてきてくださった晴れを、私が雨にしてしまったのかなぁ、もしかして私って思いっきり雨女?!とか考えてしまいました(^^;
この夏は何回か明治神宮に足を運ぶことになりそうです。ざぶんさんも楽しみにしていらしてくださいね(^^)
投稿: windy | 2008年7月13日 23時59分
windyさんは夕立のギリギリの時にいらしてくださったんですね。
ずっと会場にいたので、ちっとも気づかなかったけど、会場の外側で、雷がすごかったらしく、歓喜?!の声があがってました。
節気慈風、本当にすごいですよね。本物の放つ迫力がそこにあります。
たったりすわったりして見えてくるものが変わってくるので、何回も見たくなります。
何度も足運んでくださいね~。
また会場でwindyさんに会えることを楽しみにしています。
投稿: miki@bokunens | 2008年7月16日 12時20分
★mikiさん
コメント、ありがとうございました!
連休最終日にうかがったときは、一緒に行った娘の反応を見て、本物のチカラを再認識しました。子どもたちには、ピュアな感覚をできるだけ長く、いつまでも持ち続けてほしいなと思いました。
息子が最初にボクネンさんの作品を観たときのメイン展示は「地球交響曲」と「夜間飛行」でした。娘が最初に観たのは今回。メインは「節気慈風」。うちの子どもたちは、恵まれていますね~。
また、会場にうかがいますね(^^)
投稿: windy | 2008年7月23日 00時49分